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アジアで根付く薬膳【2】バリ編

前回のベトナムに続き、今回はバリ島研修旅行です。
私が薬学部に合格したお祝いも兼ねて行きました。
バリでは、棚田の風景を楽しんだり、キンタマーニ高原のバトゥール湖を見に行ったりと観光も楽しみましたが、またいつものように、ナチュラルドラッグストアやスーパーに足を運びました。

テガラランの棚田
棚田を見ながらハーブ料理を楽しみました
ヤシの実フルーツジュース
いち推しの春巻き 
ナチュラルドラッグストアの生薬
スーパーの中も楽しい演出♪

日本と違うのは、食品の陳列棚に黒米や桂皮、ハーブが並んでいることです。

ちなみに葛根湯など多くの漢方薬に配合されている桂皮(桂枝)は、身体を温めてくれる作用が強く、発汗や解熱などにも有効とされます。
シナモンやニッケですよ、と表すとお馴染みですね。
味が苦手でなければ、冷え性の人や月経痛でお悩みの方、PMSなどの方にはオススメの和漢食材です。

バリコーヒーの農園で初体験!

そこでは、三大珍コーヒーとして有名なたぬきコーヒーの栽培がされていました。
この珍コーヒーは“フン”から採れるコーヒー豆という、とても珍しい生産方法なんですね。

お食事中の方には、すみません…

希少価値が高いので高価でしたが、とてもとっても美味しいコーヒーでした。
コーヒー豆を焙煎している横では、ハーブや丁子、コショウなども販売されていました。

余談ですが、バリ島ではヤモリが家の守り神とされているようで、ホテルやレストランのいたるところで見かけますが、泊まったヴィラの初日、夜中にずっと「チチチチチチ」という鳴き声が・・・。
私は何の音なのか分からず、恐怖でなかなか眠れなかったことが、バリで上位にランクインの思い出です。
未だに鮮明に思い出せる鳴き声ですね。(笑)

今回も生薬やハーブが生活に根付いていることを実感した旅でした。


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