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うつと向き合う時間:最後に

10/25  心療内科の予約の時間が来た。
この週は、やっぱりとても忙しく、ジャムを煮てみたりハイキングに行ってみたり、マシンジムに行ってみたり体を動かして、あまり先のことは考えずに心身楽しく過ごすことを心がけていた。気分は相変わらず高止まりを続けていて、あまりにもハイになっておりなかなか眠れなかったり、眠れても目が覚めがちでなかなか寝付けなかったりした。
今までが寝すぎていたのだけれど。。。

心療内科では、先生にウォーキングの習慣や、体を動かすことを積極的にしていること、とても心身の回復を実感していること、精神状態が普通(むしろハイ)であることを感じていることをありのままに話した。
一方で、今は意識的に仕事のことを考えないようにしていることも話した。このまま職場に戻って、また同じことになるのはまっぴらごめんであるけど、じゃあ具体的になにがいけなかった?どうしていけばいい?という点については全く掘り下げて考えられていない、いや、考えないようにしているということも。

先生には11月いっぱい休暇を延長し、11月末に意見書を用意して仕事に復帰を考えることを提案された。順調に良くなってますね、とも。私の願いとも一致していたので、その旨で診断書を出してもらう。
薬はいったん1錠に減らしてみることを提案された。これも、納得。だってハイだもん、私。

無事診断書をゲットし、(元)上司に報告の電話を終えた。

回復、というか、マイナスをゼロに戻すところ、終わったなと実感。
今の私は、鬱病というより、鬱病回復後、復帰前、みたいな状態にふみだせているのではないかな。だからこそ、これからのこと、私の生活、生き方、見直していくフェーズにようやく足を踏み入れられるのではないかな。

鬱病なってみて分かったけど、これはなかなかにしんどい。もう、再発させたくない。そのために、どのように42歳の人生を構築していくか、ちょっとちゃんと考えて、実行可能な計画に落とし込みたい。

もしかしたら今のハイな状態は、超回復のような一時的なもので、また揺り戻しもくるのかもしれない。というか、来るに違いないと思っていたほうがいい。その時に、どん底まで落ちないよりどころを作っておきたい。

私が落ちたうつの穴は、きっとまだ人生のいろんなところに潜んでて、ぽっかりまたはまってしまうかもしれない。まずは穴を少なくすること、落ちないように道を照らすこと、そのための私の人生の仕切り直し、これから、できるかな。

うつと向き合う時間は、おしまいにして、自分の人生と向き合う時間を始めよう。

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