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38.【映画鑑賞】ガール·ネクスト·ドア

【ガール·ネクスト·ドア】がNetflixで配信されおり、夜更かししながら、久々に観ています。過去、この映画のDVDを保有しており、何度も視聴した大好きな映画です。思い出がある映画だったので、思ったより書込みが長くなりました。

【あらすじ】
勉強以外、パッとしない高校生マシュー。卒業間近、少し歳上の美しい女性、ダニエルが隣家に引っ越してきた。チャーミングなダニエルの奔放さに振り回されながら、彼女に惹かれていくマシュー。

勇気を出し、ダニエルにキスをするマシュー

勇気を出し、マシューはダニエルにキスをし、恋人同士に。だが、そんな彼女には、人気ポルノ女優という過去があって…


【ガール·ネクスト·ドア】
2004年の映画。公開から、もう20年以上も経過しているんですね。当時、日本では劇場公開されておらず。主演のエリシャ・カスバートが、当時流行していた『24 -TWENTY FOUR-』のキム役で有名になり、日本でDVD販売される事に。TSUTAYAのレンタルも、『24 -TWENTY FOUR-』のエリシャ·カスバートの主演でアピールしていました。

私自身、この映画を観たのは2005年位だったと思います。妻が身重だったので、外に出かけるよりは、自宅で海外ドラマや映画を、一緒によく観ていた時期です。この時期、世の中では、少し歳上の女性に恋する、淡い恋愛話が流行っていたのか、この時期、【マレーナ】【あの頃ペニーレインと】含めて、何作か観ています。

その中でも、この【ガール·ネクスト·ドア】は映画として、とても秀逸でした。90分の短い映画ですが、きちんと起承転結のある青春ドラマ作りがされています。

愛すべき仲間

また主演、脇役含めて愛着が持てるキャラクター、ストーリーを彩る音楽の数々。そしてオープニングからの様々な伏線回収(映像、言葉、劇内の小道具)がされており、本当に丁寧に作られた映画だと思います。

プロム後のリムジンにて

何より、主演の2人がとても良かったです。ダニエル役のエリシャ·カスバートは、魅力ある素敵な女性を演じ、マシュー役のエミール・ハーシュも、冴えない青年から、段々と凛々しく変わっていく姿に魅了されます。

ジョージタウン大学で
マシューを待つダニエル
スピーチ選考会にて

また、アメリカ映画で時々ある、1人語りが、格好良いです。【マジェスティック】での赤狩りに対する法定でのジム・キャリーのアメリカ独立宣言による反論。そして、この映画のスピーチ選考会での、マシューからダニエルへのスピーチです。
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モラルか?
モラルって一体何なんだろう。その答えは、真実を語る事と正しい行い、ボーイスカウトみたいなモノだと思っていた。でも考えが変わった。

モラルとは、自分にとって本当に大切なモノを知ることだ。他のどんなモノよりも、特別で大事な何か。その人の為なら犠牲も厭わず、守り抜く。自分の人生や未来より大事な人だ。彼女を守る為ならどんな事をしても、僕は構わない。だって彼女は、価値あるフルーツだから。それが僕のモラルだ。


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