学校には行かなくていいよとは言うものの
こんにちは。元不登校の親のりえです。
不登校当時のことを振り返って書いています。
私はいまだにうつの薬を完全にはやめられていないのですが、書くことは癒しにつながるそうで。
自分のために書いています。
でもどなたかに読んでいいただけるとうれしいです。
学校に行かなくていいとは言うものの
子どもが不登校になった時に困ったのはこの一言。
「学校に行かなくてもいいよ」というアドバイス。
もちろん学校には行かなくて「も」いいとは私も思う。
でも、家で何もせずに好き勝手に過ごすのはどうなのか?
好き勝手に過ごすのも長い人生の一部なので良いと言う人もいます。
でも、いつまで好き勝手に過ごさせて良いのか?
アドバイスしてくれる人たちは養ってくれるのか?
自治体がやっているフリースクールには行きたがらない。
もちろん民間のフリースクールにも行きたがらない。
オンラインの塾も嫌。
カウンセリングなんか絶対に嫌。
家での勉強や運動も嫌。
まー家で勉強できるなら学校や塾も要らないだろう。
みなさんもっといい大学に行っているでしょう。
愛する我が子の将来を考えると不安になる。
たとえば、夫が会社をやめて長期間休んでいたら誰だって不安になるでしょう。
病院でうつの診断などを受けてお医者さんや心理士さんの言うことに従っていればいいのです。
でも、夫が朝から酒を飲んで、ゲームをして、暴言をはいていたら不安になるものです。
子どももそれと同じ。
スナック菓子を食べながら、朝から晩までゲームをしているのを見ると不安になるのは当たり前。
病院に行ったり、カウンセリングに行ったりして、先の見通しがあれば話は別。
しかし、我が子は行きたがらなかったのです。
なので、親だけが通い、出費だけが積み重なりました。
ほとんどの親はそうなっているはずです。
家での過ごし方を指導しろとは言われますが、思春期になると言うことを聞かない。
力はこちらよりも強い。
その頃には親も孤立していて、精神状態も悪い。
まともな判断ができなくなってくる。
もはや親が病院に入院したほうが良いような状態なのです。
そして、ネットで不登校ビジネスを見つけるわけです。
言っておくが私は不登校ビジネスの否定派ではありません。
肯定はしませんが、仕方ないではないですかという気持ちも強いです。
ただ、どんな支援にも合う・合わないがあり、良い結果につながったり、悲惨な結果につながったりするとは思います。
我が家の場合は強制的なゲーム制限が合いませんでした。
そこでその過程を珍道中としてまとめてみました。
不登校の本はかっこいい、きれいな本が多いです。
でも、ダメダメな現実に近い話もあっても良いと思うんです。
お恥ずかしい話が満載ですが、手に取っていただけるとうれしいです。
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