最近炎上中のスダチさんなどの不登校ビジネスのメリットとデメリット
こんにちは。元不登校ママのりえです。
不登校ビジネスってどうなの?
とママ友と話になりました。
そこで振り返りを含めて書いてみます。
今だとかなり冷静に客観的に見れると思うからです。
否定的な方も多くいるようですが、私はやや肯定派です。
ただし、デメリットもかなりありますね。
不登校ビジネスが出現する背景
まず、不登校ビジネスが出現する背景について。
さて、不登校になるとお医者さんに相談しても前に進みません。
お医者さんは1日に40人も50人も診察をするわけです。
なので、診察時間もわずか。
予約も何か月か先です。
そもそも、子供が精神科には絶対に行きません。
なので、当たり障りのない話で終わってしまうのです。
また、スクールカウンセラーさんも学校に来るのは週1回程度。
相性が良い場合もあるのでしょうが、相性が悪いと話が全く前に進まない。私は相性が悪かったのでうまくいきませんでした。
カウンセリングはある種の接客業ように見えますが、民間のカウンセラーのほうが接客や営業が上手なように思います。
公的な機関がやっている事業はどうしても「お役所的」になってしまうのですね。
仕方のないことだと思いますが切迫感がある状態だとどうしても頼りなく感じてしまいます。
そんなわけで民間の不登校ビジネスがあるわけです。
公的なサービスが完璧であれば良いのですが、公的なサービスがいまいちなところに理由があります。
*ただ、私の知り合いはスクールカウンセラーさんに救われたとおっしゃってました。
次に不登校ビジネスに関して書いていきますね。
不登校ビジネスのデメリット
不登校ビジネスのデメリットはまずはお金でしょう。
カウンセリングで1万~2万くらいかかったりします。
1回3万円から10万円のカウンセリングもあるようです。
さらに、今話題のスダチさんは初期費用で50万円だとか。
寮のある元気学園さんは年間300万円だとか。
トライ高校も年間200万だとか。
様々な話があります。
また、高額な金額を出しても、
必ず成果が出るというものでもない。
世の中に100%はありませんからね。
さらには、悪質な業者さんもいらっしゃるようです。
これはどこの業界でもあることですが。
そして、難しいのが合う、合わないということがあるということです。
たとえば、Aという業者さんで佐藤さんは最高の結果になったとしても、鈴木さんは最悪の結果になったということが起こりえます。
どの不登校サービスが悪くて、どの不登校サービスが良いかは、人によるという側面があります。
なので、一概にどこが良くてどこが悪いと言えないのが難しいところ。
また、公的機関と違い、監督機能が弱いのでハラスメントなどのリスクもあります。
不登校ビジネスのメリット
不登校ビジネスのメリットは結果が出る確率が高まるということです。
我が家は不登校ビジネスのおかげで復学しました。
(ひどい目にもあいましたが)
放置していたら悪化していたと思います。
不登校は家で静養していたら動き出して自立してくれると言うものでも無いと思います。
今話題のスダチさんは再登校してから8か月後の再登校率が9割だそうです。
アンケート回収率が28%なので割引いて考える必要はありそうですが。
予想すると復学後の登校継続率は全体で3割、4割くらいでしょうか。
あくまで私の予想なのでわかりませんが。
*手に入ったデータがスダチさんくらいで出しているだけで、スダチさんに賛同しているわけでも、否定しているわけでもありません。
まとめ:不登校ビジネスはメリットデメリットを考えよう
以上、不登校ビジネスが存在している背景とデメリットとメリットを考えてみました。
私は完全な肯定派でも否定派でもありません。
それぞれの家が情報を収集したうえで考えればいいと思います。
さて、宣伝のようになってしまいますが、拙著はいろいろなサービスを経験したうえでの体験談となっています。
情報収集の一助として、よろしければご覧いただければと。
ではごきげんよう。
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