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寂しさをどう受け入れるか

どうしてこんなに寂しいのか。
一人ベットの上で、眠れないほどの寂しさを感じる時がある。
誰にでもあります。若者にも、おじさんにも、おばさんにも。おじいちゃん、おばあちゃんにも。
自然と涙が流れる。
涙が出るならまだいい、涙も出ない寂しさは、ただただ苦しい。

誰もが身体という檻に入っています。
死なない限り、その檻から出ることはできません。
心は、その檻の中にあります。
なので、誰もが一人なのです。
檻の中でもがいています。誰かと心を通わせたくて。

恋愛が一番いい薬です。
好きな人と愛し合っている時、一人ではない気がします。相手の檻の中に導き入れてもらえた感じ、自分の檻の中に、導き入れた感じ。
それは一種の幻想ですが。幸せな幻想を抱くことができます。
しかし、元々は一人なので、恋愛が終わればみんな一人です。寂しさが再びやって来ます。
愛し合っている最中でさえも、ふと一人であることを思い出す瞬間には寂しさが湧いて来ます。

誰もが受け入れなければならない課題、それが寂しさです。
そしてその課題を解く方法、それは既に文中に書きました。

それは、誰もが一人であることを知ることです。
一人であるのは自分だけではありません、みんなそもそも一人なのです。
他人と比べるから寂しさが辛くなるのです。
比べる必要はありません。みんな一人なのだから。

寂しさを受け入れて、心穏やかに待ちましょう、本当に心を通わせられる相手が訪れる日を。



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