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気合いの入れ過ぎにご用心

コツコツ、そして、ゆる〜く書き進めている執筆チャレンジ!いよいよステップ5です!!!言葉にするって、意外と難しいと思いながらも、少しずつ頭の中にあったことが形になるっていいですね。

ということで、今回も【スキマを埋めて自分らしく生きる人を増やすプロジェクト】進めて参ります!

ステップ5のテーマ「新しい世界へ」です。新しい世界に行きたい気持ちはあるけど、なかなか一歩が踏み出せないですよね。一気に進むのではなく、スモールステップが大事です。ステップ5のなかでは、大切なことを3つにわけてお伝えしていきます。

今回は、「そんなに気合はいらない」についてです。

「新しい世界に一歩踏み出したら、一気に目の前が変わるんだ!」なんて思っていませんか?一気に目の間の世界が変わることもあるかもしれませんが、一気に変わったら、一気に戻ることありますよね。

ダイエットのリバウンドと同じです。私自身の経験では、一気に変わったときよりも、ものすごく少しずつ、時間をかけてゆっくり変化している。そして、気づいたときに、ふりかえってみると、以前いた世界とは全く違う世界になっていた。ということがほとんどです。

なので、私自身は、あまり凄いことをしたとか、大きな一歩を踏み出したとか、感覚的にはあまりありません。ただ、他の人から見ると違うようです。


つまり、新しい世界に入ったからと言って、ドラマや映画のように、一瞬にして劇的に変わるというよりも、日々の泥臭い、コツコツとした積み重ねが新しい世界を作っているということですね。


スキマの世界にいると、この泥臭いことを、ものすごい回数繰り返さなければいけないと、最近感じています。最初は、全く気づかなかったんです。目の前の壁をいかに低くするのか、ガムシャラにやっていたので。

世の中は多数派でデザインされています。だから、スキマの世界の話はなかなか通じないのです。わかりやすくいうと、日本語しかわからない人に英語だけで話そうとするみたいな感じでしょうか。

そのくらい、共通言語がないんですよ。

だから、どうするかというと、スキマの世界の人が多数派の人の共通言語に訳さなければいけない。翻訳ですね。そのため、とてつもなく時間と労力がかかってしまいます。

新しい世界も同じなんです。自分の理想と現実とのギャップに、悪戦苦闘します。時には逃げ出したくなるし、時には泣いてしまうことも…。

だから、「気合をいれないこと」って、とっても大事になります。

気合いをいれすぎると、その分、想いも上乗せされますよね。「こんな世界を実現するんだ!」みたいな。

そして、その世界が実現しないと、ものすごい反動がきて

「もうダメだ。無理に決まってる。」
「理解してくれる人なんていない。もう止めよう」

となります。

そもそも、簡単に通じるわけがない。通じることの方が稀です。


では、どうすればいいのでしょう?


私は、いい意味で諦めています。通じればラッキーくらいです。

そして、伝えて動かなければ、次に動く。その繰り返し。コントロールできるのは、自分だけですからね。周りが動くのは相当時間がかかるものです。

伝えることが「種を植える」だったら、動いてくれることは「芽がでる」

そんな感じですね。

以前の仕事は、お客さんに行動してもらうことが目的だったんです。そのときに3ヶ月くらいで行動を起こしてもらえるように、逆算して考えていました。種を植えて3ヶ月後には芽が出るイメージです。

つまり、情報を伝えて、少しずつ考えてもらい、3ヶ月後には「自分でやってみる!」という気持ちが変化していくように。そんなことを意識していました。なぜなら、その仕事のゴールは私と会わなくなることだったから。

こうやって文章に書いてふりかえると、私の関わってきた仕事で印象に残っているのは、お客さんが本当の意味で自立すること。そして、今は自立が、仕事も子育てもテーマになっています。

自立して新しい世界へ踏み出すためには、まずは心を軽く、気合をいれすぎないこと。意識してみてくださいね。

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高橋ゆきよ
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