転職面接落ちた、でも「そこがいいんじゃない!」
昨年8月、新卒で入社以来34年4ヶ月勤めた会社を早期退職し、57歳を目前にして転職を果たした。
現在の仕事(グローバル人材育成)は職務・待遇含め不満はないが、昨年の転身当時に志したものとは違う。前の会社と同じようなことをするために転職したのではない。収入面等も含め「安定」を捨てることになるかもしれないが、それでも「キャリアコンサルタント」として生きていく道を模索していこうと決意した。
そんな思いで再び転職活動を開始した。
独立してカウンセラーを行うには経験も実績も自信も足りない。
「転職」で実績を積むことを考え、求人に対する応募を開始した。
今のところ3件で、1件は面接終了。結果は・・・
落ちた( ;∀;)
昨年の転職時、書類選考で次々とはじかれ面接に至ることができない中年の悲哀を味わったばかりだが、面接で落ちたのは大学4年生以来、さすがにショックだった。
応募した会社は、ある自治体からカウンセリングの業務委託を受けている企業で、そのカウンセラーを補充するための求人であった。
面接では以下3点を重点的に見られていたな、と元採用担当の経験で分析。
①カウンセリングの経験
②カウンセリングのスキル(素養)
③1人で業務をこなせるか(私が直近で管理職だったからだろう)
言葉に詰まったり返答に困るようなことはなく、しっかり答えることはできた。ただ、思ったことを言えたか、という点では「ああ言えば良かったな」という反省点が多い。
①は現時点でどうしようもない、②を試す質問に自分の思うイメージで回答できなかったことは悔いを残した。あきらかに「まだ資格とったばかりでこれからですよね」という印象を残してしまったように思う。
(実際そうなんだが・・・)
ただ、不合格の連絡をもらった時はそれ自体がショックだったが、時間の経過とともに気持ちを切り替えた。
もしこの会社に入ったら日曜日が出勤になったからちょっとホッとした。
面接を通して先方と相性(フィーリング)が合っていない感じもした。
(向こうもだろうけど、自分も面接官に違和感を感じていた)
以上の負け惜しみ笑を通して・・・
次は同じ質問が来てもうまく答えられそうだ
そう、面接の練習ができたと思えばいい
書類選考通してくれて、ありがとう!
さて、今のところ書類選考中が2社、今は面接に通ることを祈るばかり。
そして・・・
どんどん(本番で)面接練習するぞ!
(毎回落ちるんかい!)
最近の読書から「呪文」も教えてもらったので唱えます。
そこがいいんじゃない!
「ない仕事」の作り方(みうらじゅん)より
「ゆるキャラ」「マイブーム」の名づけ親の著者がこだわるのは「誰もやっていない領域」に「自分をなくす」ほどに夢中になって取り組むこと。
しかし、数々のヒットを生み出した筆者も最初は、そのニッチさに不安になるのだそう。そんなときの呪文がこれ「そこがいいんじゃない!」
そう、自分も「面接プレイ」「中年転職プレイ」と名付けて人生を楽しく迷走していきたいと思う。「行動」あるのみ。
転職したからこそ、「行動」の大切さと喜びを知ったのだから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
57歳の迷走ストーリー、これからが佳境です。
そこがいいんじゃない!