プロティアンに生きるため、ボヘミアンに心を開放して未来志向のキャリアを創る「新しいキャリアの見つけ方(有山徹)」を読んで
一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事の有山徹氏の著書「新しいキャリアの見つけ方」を読了。人生初の電子書籍による読書であった。
プロティアン・キャリアについては、前述の協会の共同設立者である法政大学の田中謙之輔教授の著書2冊「プロティアン」「ビジトレ」で学んでいた。今回の著書は代表理事の有山氏が主催する「プロティアン・キャリア戦略塾」の活動成果も踏まえ、満を持して出版されたプロティアン・キャリア戦略の実践版/集大成といったところか。
プロティアン・キャリアは予測不能なVUCA時代に「変幻自在」に「未来志向」でより良く生きるためのキャリア論であり、幸せに生きるための戦略である。*プロティアンはギリシャ神話の海神ポセイドンの従者;姿かたちを自由に変えられる!
多読の成果?か、いくつかの点でこれまでに読んだ著書で語られたことと通じるところがあった。基本は「自分を商品に見立て、意味のあることをする」ことであり、これは山口周氏の語る「美意識」に通じ、松下幸之助氏による「社員稼業」そのものである。そして以前投稿の「ブスのマーケティング戦略(田村麻美)」「マーケターのように生きろ(井上大輔)」はプロティアンという言葉は使っていないものの、幸せに生きるための戦略という点では何ら変わりはなく、彼らはプロティアンの実践者ということであろう。
おお、55もスキをもらっていた!感涙( ;∀;)
あ、それは関係ないので。。。
自分がどう生きたいか?誰のためにどんなことをして役に立ちたいか?
そのために、何をすれば(学べば)良いか?
難しく考えずここからスタートする、そしてそれは「永遠のβ版」であり、常に変化して良い。結果ではなく生き方の「プロセス」が大事なのである。
と、あらためて自分に言い聞かせた。
自分は組織の人間として生きてきた。転職の経験もない。今担当する仕事は自分の適性には合っていると思う。しかしながら、これを生涯のライフワークにしていくかと言われると、ちょっと違う。遅まきながら、自分の中で葛藤する変化へのもがきを楽しみつつ「自分」企業資本の蓄積をしていきたい。いつからでも、何歳からでも、キャリアは作れる(著書より)のだから。
今回も読んでいただき感謝いたします。