瞑想したらどうなるの?
良く聞かれます。
「瞑想したらどうなるの?
何か変わる?」
こう答えます。
いいえ。何も変わりません。
瞑想しても何も変わりません。
ゴールに達しなければ、何も勝ち取ることはありません。
おそらく瞑想とヨガを修練している人の大半はゴールには達していないでしょう?
そのの雰囲気を味わう程度にはなっているかもしれません。
ダイエットをしています。ダイエット中ですと言って終わってしまう人と同じです。
スタイルをまねても結果を手にする人はほく少ない人でしょう?
ヨガの独特なポーズは、それが出来ているだけで満足感が味わえます。しかし心の内面の動きは誰にも見えません。自分自身であっても、もやっとした感覚です。
心を鍛錬する事に意義があり、その結果がゴールになります。
筋肉や柔軟性で優れても意味はありません。
それ自体は心の鍛錬につながる道になっています。
あなたが自分の心に直接呼びかけても失敗に終わります。
顕在意識(自我)が都合の悪い動きは否定してしまうからです。
出来ない、無理だ。
危ない、よしたほうが良い。
こういう反応で打ち消していくからです。
いや、出来るんだ。可能だよ、頑張ってとポジティブな言葉で励ますアファーメーションが大切です。
その修練方法がヨガニードラです。
眠りのヨガと呼ばれるほど動きは一切ありません。
屍のポーズと言われるほど静寂と神経の遮断を要求します。屍(しかばね)と言う表現がマッチしています。
これはまるで瞑想とまったく同じです。
そうでもあり自己催眠ともいえます。
目指すものは皆同じだと言えます。方法論は違っても同じゴールに向かっているという事になります。