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ヨガとおうち菜園と私 ❸

ただいま花盛り!おうち菜園を満喫中♡

この秋、自宅のルーフバルコニーとベランダ栽培は、野菜と薬草と草木染の植物に、「花」が加わった。それをきっかけに遂に400種類を突破した。これまで、バタフライピー、花オクラ、エキナセア、ボリジ、マロウ、紅花、タンポポなど、エディブルフラワーは育ててはいたが、食べられる植物縛りだった。
(写真は朝摘みのフレッシュ・バタフライピー・ティー)

では、なぜ観賞用の花にまで手を出すことになったのか。
それは、上階の住人ご夫婦がきっかけ。

我が家はマンションの中階で、各階のルーフバルコニーが階段状に付いている。おうち菜園は上の階から丸見えである。主に週末、土いじりをしていると、ひとつ上の階のおじさま(年のころ実家の両親より少し若い80代前半くらい)が「おはよう。きれいに作っているね。大したもんだ」と声をかけてくれる。この夏は、上の階もトマトやゴーヤの栽培を始められたようで、いまや菜園仲間である。苗の植え付けをしていると「それなーに?」とか「今の季節は何植えられるの?」とか、いろいろ質問されて、それに答えるという形式で会話している。

そんな夏の終わり、私はふと気づいてしまったのである。秋野菜が終わると閑散期に突入してしまう。上階のご夫婦との楽しい会話のネタが無くなってしまう!はてさてどうしよう。そこで閃いた。花を植えれば晩秋までと早春から、真冬を除いた長い期間、上階から見て我が家のおうち菜園の花畑を楽しむことができるはず。そこで、「花」に手を出したのである。

夏の終わりに撒いた花の種は順調に成長し、ただいま植え替えを終えたところ。一つ一つに個性があってどれも愛らしい♡ キンセンカ、コスモス、ダリア、フラックス、ニゲラ、スイートピー、ルピナス、ポピー、ホリホック、ストロ-フラワー、イベリス、リモニウム、ヤグルマギク、カンパニュラ、カスミソウ、月見草、金魚草…エンドレス。実家の母が好きなフリージアを来春母にプレゼントしたくて、球根にもチャレンジしてみた。

今日もバルコニーに出て、おうち菜園で深呼吸する。毎日少しずつ日の出時間が遅くなり、朝冷え込む日も増えてきて、空気がヒンヤリと感じるようになった。目を閉じて5分間のヨガ(瞑想)。心の水面が静になると鏡のようにありのままを映し出し始める。昨日の私より、ひとつ上のバンドで物事を見れば、心に引っかかっていたわだかまりや、得体のしれないモヤモヤは、取るに足らない小さなことに思えてくる。集中力がキューッと高まったところで目を開ける。さあ、今日も一日、いい日にするぞー!

ただいま花盛り!おうち菜園を満喫中。
現場からは以上です。

楠野裕子
NPO法人ハートフルコミュニケーション認定コーチ


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