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右脳回帰への道 エレベーターの呼吸

前回の記事(https://note.com/heartbeat130/n/n9c3ca876288b)では「思考に気付く」ことが右脳意識に変容するための第一歩だということと、その理由についてご説明しました。
今回の記事ではもう一歩進んで、自動思考を止めるためのワークをご紹介します。
それがエレベーターの呼吸です。
具体的なやり方については下の動画を参考にしてください。


どんな効果があるのか

エレベーターの呼吸とは、ネドじゅんさん考案の呼吸法です。
私が右脳意識に変容できたのも、この呼吸法によるところが非常に大きいと感じています。
では、この呼吸法にはどのような効果があるのでしょうか。

自動思考が出にくくなる

呼吸と共にお腹に意識を向け、「感覚」に意識を向け続けるため自動思考の発生頻度を減らすことができます。
「出にくくなる」なのでお腹への集中が途絶えると自動思考が湧いてきますが、気付いたらすぐにお腹へ意識を向けなおすことで再度自動思考が出にくい状態になります。
人は、感覚への集中と思考が同時にできない(または思考が弱まる)ためです。
集中力を要する細かい作業(針に糸を通すなど)を行っている時、思考が出ないことはご理解いただけると思います。そういったとき、指先の感覚に意識を集中しているため、思考の入る余地がありません。
それと同じように、エレベーターの呼吸でお腹に意識を向けている時、思考が出にくくなるのです。
エレベーターの呼吸をしていても普段と同じように自動思考が出てくるという場合、まずは呼吸によってお腹や胸が膨らむ「かんかく」に意識を集中するところから始めると良いでしょう。
まずはここから、これだけでも自動思考は出にくくなります。
まずはやってみないと何もわかりません。チャレンジあるのみ、試してみてください。
少しずつ上達していけば良いのです。
焦らないで、着実にです。

お腹との繋がりを強化する

右脳回帰には「自動思考を止める」と「お腹に繋がる」の二本の柱が必要です。
エレベータの呼吸では、お腹に意識を向け続けるため、自動的にお腹の感覚が鍛えられていきます。
お腹と繋がることで「直観」とか「身体の声」とよばれるものが理解できるようになります。身体の知性と呼んでも良いでしょう。
お腹と繋がらずに自動思考だけが止まってしまうと、「何もない」感覚が強すぎて不安になってしまうことがあります。
あたまの思考に代わって、身体の知性を身につけることで、その「何もない」「虚無感」を回避することができるのです。
この「身体の知性」は、あたまの思考では思いもよらぬところへ自分を連れていってくれます。予測不能で面白いですよ。

「自動思考を止める」にフォーカスする

ですので、右脳回帰するまでの目標は「右脳回帰した素敵なわたし」ではなく、「自動思考を止める」のみにフォーカスしてください。
あたまでいくら考えても思いつかなかったような、予想を超えた未来が待っていますから。
右脳回帰すると、いくら頭で考えてもうまくいかないよね。と身体で理解するでしょう。


自動思考を止める。お腹と繋がる。
この二本柱を同時進行で進めていけるのがエレベーターの呼吸です。
これは本当に凄い発明だと思っています。
ネドじゅんさんありがとう。

さあ、そんな便利なエレベーターの呼吸です。
みなさんも張り切ってやっていきましょう。
私も陰ながら応援しています。
最後までお読みいただき有難うございました。





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