全体を見る 根本を叩く 前編
主に身体と心の健康について発信していますが、ミクロな視点とマクロな視点、両面から考えていくと結果も早くついてきますよ。
というお話です。
不具合があるとして、原因を取り除かない限り何度でも繰り返します。
根本を取り除くためにも広い視野で全体を見る事で、根本にたどり着くのも早くなります。
健康だけでなく全てに応用できるので、何かの分野で試してみると、生活全般の潤いが増します。
オススメは健康分野から。ですけどね。
足すか引くか
健康増進において、足すことで良くなる事、引くことで良くなる事。またはその両方が考えられます。
運動をする。
身体をほぐす。
解毒をする。
睡眠を管理する。
食事を変える。
このように、目的により健康増進にも様々アプローチがあり、さらにその中に足して良くなる、引いて良くなる、または両方で良くなるなど、様々なアプローチが含まれます。
肥満を例にとりましょう。
肥満を食事から改善させていくとして、栄養素を見直します。
例えば糖質を制限したり動物性の食品をやめる。これは引くこと。
栄養素を代謝するためにビタミンミネラルを摂る。これは足すこと。
またはその両方を行うこと。
食事の偏りが肥満の主原因だったとして、これら両面からアプローチすることで広い範囲をカバーすることができますし、それでも効果が薄い場合にはほかの分野に問題がある事をいち早く察知することができます。
相互に作用する
引き続き肥満を例に挙げます。
肥満の原因がカロリー過多だったとして、それをコントロールするための方法を考えます。
摂取カロリーを減らす。
消費カロリーを増やす。
カロリーだけで考えるならば、この二点でほぼ解決できます。
食事を見直してでカロリーを減らす。
運動などでカロリーを消費する。
どちらか一方でも効果はありますが、同時に行うことで相互に作用し、より早く結果を出すことに繋がります。
とてもシンプルな説明ですが、カロリーだけに焦点を当てても、入る量と出ていく量。ふたつのルートがあり、そして相互に作用する事が分かると思います。
ひとつに固執せず、複数の要因を考えられると結果までの距離が近くなります。視点を工夫する習慣が作れると良いですね。
今回はここまで。最後までお読み頂き有難うございました。
つづきは次の記事で。