悪口と愚痴の違い
悪口と愚痴を混同している人が多いと感じています。この二つの決定的な違いを記します。
1・悪口とは?
ウィキペディアにはこう書かれています。
他人のことを悪くいうこと、貶すこと、悪態をつくこと。古語の悪口(あっこう)は、言葉によって他人の名誉などを傷つける行為、もしくはそれによって成立する犯罪で、中世の日本では規制された。
悪口で成立する犯罪なんてあるんですね。調べてみたら名誉棄損と侮辱罪ががそうです。
2・愚痴とは?
ウィキペディアさんには載ってませんでした。そこでgoo国語辞書から引用すると
言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。
と書いてあります。う~んわたしの見解は違うんですよね
3.悪口と愚痴の違い
これはわたしの見解です。悪口は自分に全く害を与えていない人を悪く言う事。例えば、あの人の話し方がなんとなく気に入らないとか、あの人の言動が鼻に突くとか。
その人が自分に全く危害を与えてないのに、その人を悪く言う事。これが悪口。
愚痴とは、その人によって自分が被害を被ったとか、嫌な思いをした時に吐き出すこと。例えば、その人の間違いで被害を被ったのに相手は謝罪をしてこないとか、手伝ったり助けたりしたのにお礼を言ってこないとか。
自分に危害を与えた人のことを悪く言う事。これが愚痴。
4・まとめ
悪口は言っている本人が実は悪い。相手は自分に危害を加えてないのだから。なので、できるだけ言わない方がいい。できるだけというのは、どんなに頑張っても人は聖人君主にはなれないから。
愚痴はある意味言って当然。精神衛生を保つには絶対必要。自分に危害を与えた人に問題があるから。
悪口は言っている自分に問題あり。愚痴は相手に問題あり。