さっとん と申します。中堅療法士サミット トルコ・シリア大震災支援企画に登壇いたします。
わたし、さっとんは登壇させていただきます。
今回のテーマは
「生活期リハビリという、かたやぶりの種族」 です。
▼詳細は以下から(リンク)
セミナー詳細(オンライン)
病院、クリニックに従ずるセラピストが圧倒的に多い中、生活期リハビリはある種「かたやぶり」に見えるのです。その中で、生活期リハビリについて、よく知っていただける機会になればと、考えています。
【結論】生活期はわれわれに任せてくれ!でもさ、融合しない?
【内容】
・なぜ、同じ資格セラピストなのに、ギャップが起こるのか?
・生活期リハビリ従事者にどんなテーマが存在しているのか?
・今後の1年で生活期リハビリの発展のために、何が必要なのか?
この3つを主として10分ほどお話をします。
少しネタバレ書きます
全体のセラピストのうち、生活期に従事するセラピストは10%です。
圧倒的にマイノリティー達なのですね。
マジョリティーマイノリティー間には齟齬が生まれているように感じています。「だらだらマッサージすんじぁねぇよ!」みたいな類です。
医療機関のリハビリフォーマットは「型」が存在しています。
リハビリの情報量、練習内容、退院までのプロトコールなどが存在。
生活期のリハビリフォーマットに「型」はあるのか?
あるのであれば、どのような型が存在しているのでしょうか?
お互いにお互いのフィールドでセラピーをおこなっているにもかかわらず、
病院リハビリの型を「そのまま」生活期フィールドへ持ってきてしまうセラピストがホトンドなんですよね‥・今まではそれでもOKだったのです。
しかし、介護保険の成熟度が上がるにつれて・・・生活期は変貌を遂げ続けています。要するに、病院でやってたセラピーだけでは生活期の問題に太刀打ちできなくなってしまうのです。
それだけじゃ、生活期で最大限に利用者さんへ貢献することが出来ないのですね。
そうすると、生活期は「生活へ貢献するためのリハビリテーション」へとプログラムの舵を切り始めます。これは一種のイノベーションなのです。
このイノベーションが起こったことにより、気づいたことがあります。
あ、訪問リハビリって、病院のそれと、全くちがうサービスなんだ!
これが今回のセミナーのコアなんです。
今回のセミナーを通じて、「なるほどぉ、生活期間・環境によってそんなにリハビリテーションの計画ってかわるの?」という違和感。
それを感じてもらえるセミナーになれば、と考えています。
最後に、
私たちはセラピストです。時代の流れに乗って、進んでいきます。
ある例を示させてください。
アマゾン川は大きな2本の川が合流し、世界一のアマゾン川へ変貌します。
それぞれの川の水は成分も色も何もかもが違っています。
その川の成分が流れていくにつれて、成分が重なり合い、混ざり合い、世界一長い「アマゾン川」へと変貌します。
われわれはどうでしょうか?
リハビリテーションの川の中で、資格が違う、心情が違う、施設が違う、年代が違う、役割が違う、そんな中で、どの地点で、医療機関と、われわれの生活期の成分が混ざり合うのでしょうか? 10年後ですか? 15年後ですか? 100年後ですか?
われわれが力を合わせるときは、正に今です。
そんな思いを持ちながら、医療機関と生活期がお互いに誇りをもって取り組んで行けるリハビリテーション界であることを心から期待しております。
▼登壇の感想&アーカイブ配信告知(2023年3月19日まで購入できます。)
全て 募金となりますので、ぜひ寄付する感覚で動画視聴ください。
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