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デザイン好きのためのコペンハーゲン24時間攻略のススメ:前編【デザイン❷】

2023年もすでに後半ですが、コロナが落ち着いたのでヨーロッパ旅行を今年から再開した方も多いのではないでしょうか?

日本人の行き先として北欧も人気だとは思いますが、イタリアやフランスなどのコンテンツ豊富な国に比べると「フィンランド/スウェーデン/デンマークをまとめて行く」みたいな旅程になる例を多く見かけます。

そうなるとそれぞれの都市を観光できるのが24時間しかないという方も。

今回はそんな方のために1DAYトリップでコペンハーゲン満喫するためのプランを独断と偏見にもとづいて提案できたらなと思います。

前後編で長くなりますので「記事を保存」や「スキ」を押して、あとから読むのも良いかもしれません。保存版としてご利用ください!

前夜〜朝食

まずこの旅行の前提として、前日の夜遅くにホテルに到着し、1日フルで観光、翌日の朝に次の国へ移動という移動日含め2泊3日の想定です。

なので最初に紹介したいのは2泊するホテル。
これはZoku Copenhagenがオススメです。

明るい雰囲気のレセプション

コペンハーゲンにはオーソドックスで歴史あるホテルが多い中で、こちらはモダンなインテリアを基調にしているので北欧デザインのイマドキを感じられるホテルです。

調度品の多くはHAY

オーナーが日本びいきの方らしく、ところどころデンマークのセンスで日本の要素が織り混ぜられているのも見どころです。

そうして一泊し、いよいよ勝負の朝を迎えます。

ホテルで150DKK=3000円払えば朝食も付きますが、ここはやはり有名店でデンマークのペストリーを食べたいところ。

そこでオススメしたいのがAndersen&Maillard

ペストリーだけでなく、コーヒーのローストもしてます。

ここのアイコニックな立方体のデニッシュ生地のペストリーはとても美味しく、私は右のピスタチオ味を食べたことがあります。

来訪時はヘーゼルナッツとピスタチオの二択

しっかりとしたキューブ状の生地の中に濃厚なクリームが入っていて、1個食べるだけで非常に満足感が高い一品です。

複数店舗ありますが、少し郊外のNørrebroの店舗がゆったりしていて、インテリアも良くてオススメです。このあとのルートにも最適。

Nørrebroの店内

ちなみにZokuからこの店舗に行くときは電車/バスがオススメ。市内の移動は最小額でも片道24DKK=480円なので、朝の時点でCityPassSmallの24時間版を80DKK=1600円で買って携帯しておくと、以降スムーズに気兼ねなく過ごせます。(詳細はhttps://urtrip.jp/copenhagen-citypass/#_City_Pass

この店舗は8時には開店していますので、多くのショップがオープンし始める10時までの間に朝食を楽しみましょう。

(注:デンマークではどの店舗も営業時間が変則的です。散策する曜日
が決まったらまず営業時間を調べてみてください。)

午前の散策

さて散策開始。

まずお伝えしたいのは、コペンハーゲンではこの中心街(地図の赤いエリア)に多くの店舗が集まっていることです。

というわけで、北西側のNørrebroからこの中心街を目指して歩いていくわけですが、その道すがらさっそく、、、

WoodWood museum
Stilleben no.22

に立ち寄れます。どちらも日曜以外は10時開店です。

WoodWood museumにはコペンハーゲン発のファッションブランドであるWoodWoodのセール品が集められています。セレクトショップでもある直営店の在庫が流れてくるので、世界中の色んなブランドも一緒に安くなっています。

メンズ・ウィメンズどちらもあります

Stillebenでは日本人が思う「the北欧!」というかんじの優しい色合いの可愛らしい食器・テキスタイル・小物が買えます。特に柄物やカラフルな物が好きな方にはうってつけです。

さらに歩を進めていくと、いよいよ中心街!

一気にたくさんのお店が目に入ってきますが、そのすべてを回っている時間はありません

今回はコペンハーゲンでこそ見るべきお店を優先し、いくつか選んでみましたので羅列していきます。

【ファッション】

Norse Store
落ち着いた大人っぽさを持ちながら、しっかり機能性も高いファッションブランド「Norse Projects」のセレクトショップ。日本でTHE NORCE FACEやDESCENTEが好きな人は必見。

デンマークのメンズファッションといえば、というようなニュートラルなテイスト。

GANNI
おそらく今一番旬なウィメンズブランド。デンマークのおしゃれな若者のムードを捉えた肩肘張りすぎないドレスとカジュアルのミックスが絶妙です。

こういうドレッシーなアイテムの他にも普段着れそうなスウェットなどもあります。

NAKED
ヨーロッパにおける女性向けスニーカーショップの草分け的存在。勢いに乗ってオープンしたGammel Møntの新店舗はインテリアも凝っています。

ウィメンズ向けだけど「甘々」でないのがGOOD

Wood Wood
先ほども紹介したこのブランドの旗艦店がこのエリアにあります。空港内にも店舗があるくらいの国民的ブランドです。

このGammel Møntの店舗はとりわけ感度の高いセレクト

Henrik Vibskov
20年以上デンマークのシーンを引っ張るクリエイティブで楽しいブランド。色んなデザインが揃っている靴下はお土産にオススメ。

服も内装も遊び心ありつつスタイリッシュ。

【インテリア・雑貨】

Normann
シンプルながらいつも新しさを感じさせる家具ブランド。5階建ての広々とした店舗ではゆっくり家具鑑賞を楽しめます。食器などの小物も良いものが多いです。

Paustian
新旧の有名デザイナー家具を揃えたセレクトショップ。豪奢なインテリアの中で網羅的に有名家具を見ることができます。

旅行ついでに買える値段のものは少ないかもしれませんが。。。

Illum Bolighus
百貨店ILLUMが運営するインテリア雑貨に特化したお店です。Paustianに比べて食器・調理器具・装飾品類が充実していて、お土産を買う場所としてはココが一番最適でしょう。

広い1階には食器・調理器具・オブジェがずらっと。かなり多くのブランドが網羅されています。
2階は衣服とテキスタイル、3階は家具

Kvadrat/Raf Simons
デンマークの有名テキスタイルメーカーKvadratが、これまた超有名ファッションデザイナーRaf Simonsを迎えたコレクション。小さいポップアップくらいの規模ですが一見の価値はあり。

ついでにお隣のLa Cabraでコーヒー買ってもいいですね

・・・以上、厳選しましたが、全部じっくり見て回ると3−4時間はかかると思うので、良いところでランチを挟みましょう。

後編へ続く・・・

オススメのお店を一気に書き連ねたら長くなってしまいましたね。
ここで少し休憩して、ランチ以降の午後の部はまた来週ということで。

ではまた次回!

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