1.筋の分類
閲覧ありがとうございます。
こんにちは!!
健康志向の大学生です。
はじめに基礎である筋の分類ということで,始めさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
1.筋ってなに?
みなさん,筋繊維ってご存知ですか?
もちろん知ってるとは思いますが,
「筋繊維とは,繊維状の筋細胞」です。
糸を想像してみてください。
その細い糸は先端がほつれると針の穴に糸は通りませんよね?
その糸はそれよりも更にほそ〜い糸が絡み合ってできていて,
ほそ〜い糸がバラバラになると針に糸が通らなくなるんです。
筋肉はそれと似たようなもので,筋肉をほどいていくと更に細い筋肉があります。
それが,筋繊維と呼ばれるものなんです。
じゃあ,そこで本題の筋ってなんだろう?って思いますよね。
これは先ほど説明した筋繊維が,たくさん集まって全体として
ひとつの活動を行うように組織されたものなんです。
筋はみなさんがいつも口にしている,または耳にしている
筋肉をそのままイメージしてもらえればと思います。
筋=腱とも捉えることができますが,
筋 はここでは違います。
日本語ってややこしいですよね。英語だと mussle と tendonです。
2.顕微鏡で観察してみると…
筋を顕微鏡で見てみると横方向に縞模様が
見られるものと見られないものがあります。
(一般的に横方向の縞模様は横縞です。)
横縞が見られるものは横紋筋,見られないものは平滑筋と呼ばれます。
これを発見して分類した人は誰かは詳しくは知りませんけど,
よく顕微鏡で見てみようと思い立ちましたよね笑笑
3.そこからどんどん分かれていく
横紋筋
まずは横紋筋から話して行こうかと思います。
横縞の見える横紋筋は(骨と骨の間に付着して関節を動かす骨格筋)と,
(心臓を動かす心筋)に分類されます。
ここで,骨格筋は随意筋と呼ばれることがあります。
この随意筋は何かというと,「意識的に動かせる筋」のこと。
体性運動神経ともいいます。中学生で習ったことあるのではないでしょうか?
一般的には運動神経のことです。
次は心筋です。
勘が良ければ,もうすでにお分かりの方もいるかと思います。
心筋は,心臓を動かす筋です。
意識して心臓を動かしている方おそらくいないと思います。
みなさんの中に意識して動かしてますっていう方がいれば教えてください。
もしいましたら,その方はたぶん人間ではないですね笑笑笑笑
心筋は心臓を動かす筋であり,
意識的に動かしていないので不随意筋に分類されます。
これも別名があり,みなさん知ってると思います,自律神経です。
ここまで理解できましたでしょうか。
できましたら,次は平滑筋です。楽勝ですね
平滑筋
さあ,平滑筋です。平滑筋はなんだったか覚えてますか?
平滑筋は顕微鏡で見ると横縞が見えないものでした。
また,平滑筋は血管,消化管,尿管,膀胱などの
内臓の壁をつくり,内臓筋とも呼ばれていまます。
そして意識的に動かしていないので?
そうです!不随意筋に分類されます
簡単ですね!
4.例外あり⁈
耳小骨と呼ばれる部分にある筋は,骨格筋です。
しかし,意識的に動かせない筋なので不随意筋と分類されます。
耳小骨とはどこにあるのかと思った方はやはり少なからずいるでしょうか。
なので一応,解説していきたいと思います。
まず,鼓膜付近は中耳と呼ばれます。
中耳は,病名で「中耳炎」が有名です。
耳小骨は,その中耳内に存在するすごく小さな骨で,
外から音として鼓膜に伝わったその振動を
内耳という場所に伝える役割を持っています。
最後まで見ていただきありがとうございます。
まだまだ更新する予定なので,いいな,面白いなと
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