脳機能を5倍高め、潜在能力を開花させる方法!
今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
Chapter3脳細胞を増やす〜ニューロンを自在にコントロールでは、脳機能を5倍高め、未開発の潜在能力を開花させる方法について語られています。
今よりも5倍、脳機能をアップさせることが出来るなんて、すごすぎデス!!
Dr.Kのプロフィール
ニューロンはパワーアップ出来る!
脳機能を高めるためには、ニューロン(神経細胞)をパワーアップさせることが必須ですね!その方法を伝えてくれています。
ニューロンとは脳内の電気信号を処理、伝達する細胞で、このニューロンの働きが脳の働きということです!
その1:ミトコンドリアが生成するATP(エネルギー)の量を増加する
ニューロンは莫大なエネルギーを必要とするため、ATPが絶えず供給されなければ、ニューロンは死んでしまいます。しかし、反対にミトコンドリアが生成するATPの量を増加できれば、ニューロンのパフォーマンスは高めることが出来ます。
その2:ニューロン機能を改善する
ニューロンのネットワークに問題があると、記憶力の低下、過去を思い出すのが苦手になったり、ふるい分けされていない刺激に対してラブラドール脳がつねに高度の警戒態勢に入ったままでいつづけてしまい、集中力の低下を引き起こします。
ニューロン間の通信機能を絶縁する保護材のミエリン鞘を作らせたり、新鮮で健康なニューロンを生成したり、ニューロンにパワーをもたせたりすることで、ニューロン機能の改善が出来ます。
ミエリンはホルモンの適切なバランスで管理される
ミエリンとは、神経の周りにある脂肪によって出来た保護材で、電源コードや充電ケーブル、信号ケーブルの被覆材(シールド)のようなものです。
音楽をやっている人や通信機器を扱っている人だとわかると思いますが、信号ケーブル(シールドケーブル)のシールドと絶縁体の部分がミエリン鞘になります。
このシールドがないと、漏電や、周囲からの様々なノイズが干渉して、音が悪くなったり、通信が安定しないということが起こります。
脳のニューロンでも、ミエリン鞘が正常に作られないと、脳内の電気信号がうまく伝わらない、ロスが生まれるということが起こります。
ニューロンの機能に不可欠なミエリンは、オリゴデンドログリアという細胞が、絶えず新しいミエリンを生み出し、壊れた部分と交換しています。
この細胞は、甲状腺ホルモンと、プロゲステロン(黄体ホルモン)の適切なバランスでミエリンを管理しています。
プロゲステロンは女性のホルモンと思われがちですが、男性のテストステロン生成の前提条件でもあるので、このプロゲステロン値が低い男性は、神が抜け、太り、お事でもおっぱいが出来ます。
また、男性でも、女性でもプロゲステロン値が低いと頭がぼんやりするなどの症状が起きやすいです。
ミエリンが退化したことによって起こる病気に多発性硬化症というものがあります。この病気は、ミエリンを生成させることで、改善することが出ます。
コレステロールは悪者じゃない!
コレステロールと聞くと、体に悪い、コレステロール値が高いと病気になる。そう考えている方が多いかもしれません。
でも、実はそれは正しくありません。
コレステロールは、認知機能に不可欠なものです。また、多くのホルモンを作る材料にもなっています。プロゲステロンもコレステロールを材料として作られるホルモンの1つです。
脂肪の消化に不可欠な胆汁酸のもとになったり、脂肪の消化吸収を助ける働きもしています。
”高炭水化物・低脂肪・低コレステロールの食事は、アルツハイマー病の進行の要因となる”
”コレステロール不足は認知機能と記憶力の低下に繋がっている”
そうは言っても、脂っこいものをたくさん食べればいいと言うものではありません。あくまでも「正しい脂肪」を多く摂ることで、認知機能と記憶力を上昇させることが出来ます。
腸内細菌が脳の機能に重要な役割を果たしている。
腸内細菌が脳の機能に重要な役割を果たしているのは、脳腸相関として、すでに一般的になっていると思います。(健康オタクの間だけの常識?)
腸内細菌がセロトニンという幸せホルモンを作っていたり、腸の指示によって、脳が体に司令を与える、ストレスが腸に影響を与えるなど、お互いに影響を与えています。
さらに、無菌状態のマウスと、通常のマウスでは、ミエリン生成に違いがみられ、遺伝子発現がことなっていたということで、腸内細菌がニューロン機能に多大な影響を与えていることがわかっています。
一部の腸内細菌はニューロン機能を阻害するものもあるようです。
まとめ
・ニューロンはパワーアップできる!
・その鍵はミトコンドリアのATP生成増加とミエリン生成
・ミエリンは甲状腺ホルモンとプロゲステロンの適切なバランスで作られる
・正しい脂肪で、コレステロールを摂ろう!
・腸内細菌が脳機能に重要な役割を果たしている!
次回は、Chapter3の続きで「脳細胞」を増やすもの、減らすもの。について要約・解説します!
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