夢を見る（音楽瞑想）

みなさま、こんにちは
本日、11/15（日）9時よりの「KABUTO　音楽の絵本」もありがとうございました。

以下のURLでご覧いただけます。
https://youtu.be/i5h8Vk8UejI

KABUTO　音楽の絵本
Story-22　夢を見る

「今日は「夢を見る」をテーマに行いたいと思います。
私たちは夜寝ているときに夢をみます。夢が始まると、そこは昔通っていた場所だったり、一度も行ったことのない場所だったり、出てくる人も知っている人だったり、知らない人だったり、学生時代だったり、今だったり、知らない人が友人だったり、また、怖い夢もあるし、落ち着いて見ている風景もある。夢の中で夢とわかることもある。ご自身の夢を、ひととき目を閉じて思ってみてください。

目を開けてください。ご自身が思っている「夢」、いかがでしたでしょうか。

夢は「過去に見聞きした「情報」という倉庫からランダムに再生されている」のだそうです。僕の場合、たまに見る夢があります。ある決まった山を越えていくのですが、その先には必ず美しい西日と湖が現れ、鮮やかな緑の山々があり、鳥がさえずり、さまざまな色の花が咲き乱れています。そこでひととき湖岸に座り、ゆったりと小さな波の音を聞いているというものです。これは分析するに、小さいころよく登山をしていたことと、以前に写実的な絵が好きでよく見ていたことがつながっているのかと想像します。

怖い夢や不安な夢をみるのは脳にある「扁桃体」という部位が関係していると言うのを聞いたことがあります。僕が見る夢では、ヒーリングミュージックライブを行う会場で、お客さんがたくさん入っていて、開演時間になっているにもかかわらず、演奏する機材の一部がなく、ケーブルがつながっていない、という夢を見ます。そこにいるだれに責められる訳でもないのですが、一人焦っています。ぱっと目が覚めると「夢で良かった」と思います。

夢の中で友人と会話をしていて、来週会おうなどと約束をすることがあったとき、目が覚めると来週の予定は？と手帳を見なければならないような気持ちなることもあります。夢と現実はどこかでつながっているのかなと思えます。

最近では、寝るときに今日はどんな夢が見られるかなと期待しながら眠りにつくことがあります。これは僕の場合ですが、そうすると夢は比較的、楽しいものになる気がします。

それではまた目を閉じながら、さらにご自身の夢の世界を、楽しく散策してみてください。

夢の中で夢とわかることがあります。そのとき僕は空を飛べると思います。地面を足で蹴って、宙に上がり、電柱の先端を振り返りながらさらに上昇していきます。やがて家々の屋根がたくさん見えてきて、歩く人、車が小さく見えています。どこまでも気持ちよく風を切って飛び続けていきます。

夢も人生の一部かなと考えることがあります。内容に脈絡のない夢ですが、それでも何かを伝えてくれていることがあるように思うのです。「たとえ辛くてもこんな美しい山や湖の風景もあるんだよ」とか、不安な夢を見ることで、「きちんと準備をして進めることが大切だよ」とか、さまざまなメッセージをくれている気がします。また夢は、亡くなってもう会えない人にも違和感なく会わせてくれます。そう考えると夢の時間も自分にくれている「愛そのもの」というふうに思えます。

心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。（３分の音楽瞑想）

ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。

「夢の中に楽しく遊ぶ」という「意識」を今ご自身に感じています。「夢も宇宙からのプレゼント」その幸せを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。（30秒の間）

ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」