“嫌だ”と思うことは道標

“やりたいことをやりましょう”
”自分の好きなことをやりましょう”
”ワクワクすることをやりましょう”

そんなことが言われる昨今ですが、
そもそもそれがわからないから困っている
という方も多いのではないでしょうか。

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お金のストレスをなくし、心を癒しながら
幸せな生活を送るための応援をする、
FP×心理カウンセラー×宇宙とつながるセラピスト
野村光です。
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やりたいことや好きなこと、
ワクワクすることを探そうとすると、
世間で一般的にウケがいいこと、
よく言われることを、
自分のそれと勘違いしてしまう人がいます。

多くの方は大人になる過程で自分の思いを、
「それは将来役に立たないよ」
「お金にならないからあきらめた方がいいよ」
「狭き門だから難しいと思うよ」
などと否定され、諦めてきたことでしょう。

特に親は、自分のこどもに安心安全な道を
歩んでほしいという親心から、
自分の物差しでそのようなアドバイスをしがち。

でも、否定ばかりされてしまった私たちは、
自分の思いなんてとるに足りない、
どうせ受け入れてもらない
と感じて、
正直に思いを表現するなんてバカげている、
どうせ否定されるなら言わない方がいい、
と思うようになり、
果ては自分の気持ちがわからなくなってしまうのです。

そんな時は、反対のアプローチをしてみましょう。
やりたい、好き、ワクワクがわからなくても、

“これはやりたくない”
“こんな人は嫌いだ”
“死んでもこんな風にはなりたくない”
というネガティブな思いなら思いつくはず

ネガティブな思い=良くないこと
ととらえている人がほとんどでしょうから、
自分がそのように思っていることに気付くと、
「ダメダメ、こんな風に思っちゃ!」
と、考えないように思考転換しますよね。

でも、待ってください。

そんな時は、
「だったらどうしたい?」
と自分に問うてみてほしいのです。

2歳ころのこどもは「魔の2歳児」と言われるように、
何でもかんでもイヤ・イヤ・イヤ…、
と嫌がりますが、これは嫌なことを通じて、
自己を確立しているとされています。

大人になった私たちも、2歳のころと同じように、
嫌なことを通じて自分の好きなことを探り、
自己を確立していく手助けにすることができるのです。

“今日も気分がよくないな…”
“憂鬱になることがあったな…”
そんな時は、

「だったらどうしたい?」
「そんな時自分はどうありたい?」

そう聞いてあげることで、
やりたいこと、好きなこと、
ワクワクすることを見つけられるといいですね。

応援しています。

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野村 光
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