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舌のケア、してみませんか?

今回は私が毎朝使っているタングスクレーパーについてお話しします。

銅製のタングスクレーパー (舌苔を掃除する器具)
舌を長く伸ばし、タングスクレーパーの両端を持ちます。
力を入れずに奥から舌先に向けて滑らせます。

インドのアーユルベーダでは
朝の歯磨きをする前にタングスクレーパー(舌磨き)を使って
夜寝ている間に舌の表面についたアーマ(体内の未消化物や老廃物で舌苔という)をキレイに取り除く習慣があります。

このアーマをそのままにしておくと口臭の原因や虫歯菌、歯周病菌が増加し、体内に不要なものが吸収されてしまうのでタングスクレーパーを使って①舌の真ん中②右側③左側の3カ所を力は入れずに滑らせて表面の舌苔を取ります。力を入れすぎてしまうと逆に舌が傷ついてしまうので慎重に。
いち、にー、さん!と1回やって終わりです。とても簡単ですね。

今まで歯ブラシや舌ブラシを利用していた人、舌磨きをしてこなかった人、口臭が気になる人などは是非やってみてほしいです。味覚も良くなりますし、食事が美味しく食べられます。

使い終わったら水洗いするだけです。私は歯ブラシの横に100円均一で買ったフックを取り付けてひっかけて置いています。銅製のものは変色してきたらお酢を少し湿らせた布で拭き取ればすぐにキレイになりますよ。

また、35歳以上の日本人8割が歯周病と言われおり、口の中を清潔に保つことはとても重要です。特に歯周病菌は口腔トラブルで細胞に傷が付いたところから血中に入り込んで全身の炎症を引き起こすと言われています。さらに脳梗塞や動脈硬化、糖尿病、認知症、老化、ガンなどの病気の予防にもつながるとともに、腸内フローラと呼ばれる腸内細菌叢のバランスも変化します。

一度やっていただくと分かると思いますが、口腔内がとてもスッキリして気持ちが良いので、皆さんの朝の習慣に舌のケアを取り入れてみませんか?




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