【保存版】 Web業界未経験の新人Webディレクター向けに30分程度でSEOを説明するnote #1
弊社に入社した新人Webディレクター向けに30分程度で「SEOとは」の説明をすることになったので、せっかくなのでnoteにまとめました。
※2022年に全日本SEO協会のSEO検定1級を取得しました。が、SEOは日々変化するので、もし最新情報に不足があればご指摘いただけると助かります。（普通に間違えてた場合もこっそり教えて下さい……）
※なるべく専門用語は使わず、噛み砕いて説明してます。
※この記事に書いてある情報は2025年2月時点のものです。
1. Hello,SEO!
1-1. はじめまして、SEOです🤝
まずは名称からご説明👩💻✨️
Search Engine Optimization（サーチエンジンオプティマイゼーション）、略してSEO（エスイーオー）です。
基本的に「エスイーオー」と呼んで、「SEO」と書けば大丈夫。
たまに「検索エンジン最適化」と言ったりするけど、Search Engine Optimizationと言う事はよっぽどない。長いから。
1-2. はじめまして、検索エンジンです🤝
Googleなど検索サービスでは、インターネット上にあるWebサイトの情報を自動で集めて検索結果（↓）に表示するシステムが使われています。
この「インターネット上にあるWebサイトの情報を自動で集めて検索結果に表示するシステム」を検索エンジンと言います。
昔は人間がやっていた作業（大変すぎる😌）ですが、現在では検索エンジンが独自のアルゴリズムを使って情報を整理し、検索順位を決定しています。
この「独自のアルゴリズム」が結構な頻度で変更されるよ😌
※アルゴリズムとはルールや計算方法のこと。
1-3. みんな、「上位表示」したい
検索結果って上の方しかクリックされてないって言われてます。
なので、ビジネスでWebサイトを運営している人はほぼ全員「上位表示したい」と思うはず。
より上位に表示してもらうため、検索順位を決める検索エンジンに、サイトの内容を正しく認識されるようにする技術をSEO（検索エンジン最適化）と言います。
1位39.8％、2位18.7%、3位10.2%……と下に行くにつれてクリック率が下がります。2ページ目はほぼクリックされない。
参考：Google Click-Through Rates (CTRs) by Ranking Position in 2025
1-4. 検索エンジンはデザインや画像を認識できない😔
検索エンジンは、デザインや画像を見て内容を理解することができません🙅♀️
文字情報やコードを読み取って判断しているので、文字情報が無い（例：全部画像データなど）場合や、コードが適切に書かれていない場合、情報が検索エンジンに伝わらず、検索結果に出なかったり、一部分しか認識されなかったりします。
例えば、渋谷にある「セブン不動産」が、自社サイトの物件ページに「新築マンション販売開始しました！セブン不動産」と掲載していたとしても、それが画像だけで（文字情報がない状態で）表示されている場合、検索エンジンはその内容を理解できません🙅♀️
検索エンジンに情報が伝わらないため、顧客が「新築マンション 渋谷」や「セブン不動産 物件情報」と検索しても、会社のWebサイトや物件ページは検索結果に表示されません。
1-5. SEO対策は「多くの人にWebサイトを見てもらうため」に行う
SEO対策は、できるだけ検索結果の上の方にWebサイトを表示させる事によって、より多くの人にWebサイトを見てもらうために行います。
ここで重要なのが、Webサイトは検索エンジンのためにあるわけではないということ。なので、検索エンジン対策（検索エンジンが理解できるようにする）だけでは上位表示されません。
2025年現在のアルゴリズムは「ユーザーが快適に情報を得られるか」「検索したユーザーが満足できるページか」というユーザー体験（UX）を重視しています。
UX向上の具体的な施策は技術的な話になるので今回は割愛 ✂️
1-6. まとめ
SEO対策は、検索ユーザーや既存顧客の満足度向上につながります。
しっかり行うことで、Webサイトの集客力が向上し、オーナーにとって価値のあるWebサイトになる……と私は考えています。
テクニカルな話を除いて、SEOとはなんなのか、今後仕事をしていくうえで知っておいてほしい事をざっとまとめました。このくらいのボリュームだったら口頭で補足説明込みで30分で終わるかな？
#2もそのうち作ります。技術ブログ書くの苦手で公開ビビってるので指摘あれば優しくお願いします🙏