想像にも及ばない。
戦争とはなにか? というのは、
ぼくはわかっていない。
たとえば、
昭和20年8月6日広島、
同年8月9日長崎、及び
同年8月15日の正午において、そして、
ぼくの住む地域のことで申せば、
同年6月19日豊橋、
同年8月7日豊川、
同年8月14日田原にて、
どのようなことが起きたのか、ひいては、
同年3月10日東京、
同年3月26日沖縄、その日から
同年6月23日までの沖縄、
昭和19年10月10日沖縄、
昭和17年6月ミッドウェー島、
昭和16年12月8日ハワイ・オアフ島真珠湾、
などなどなどの地域において、史実として
知っていることはあるともしても、
実際の現実として、その場所で
どのようなことが起きていたか、
ぼくにはわからないし、そして
想像にも及ばないと思っている。
さらには、現在における
ガザ、ウクライナ、及び
世界での紛争が行われている地域においても、
それは、同様であるとしか申し上げられない。
戦争とはなにか?
を考えてもわからないし、また、
どうなれば戦争は始まるのか?
どうなれば戦争は終わるのか?
どうすれば戦争が終わるのか?
どうすれば戦争が始まらないのか?
どうしたら戦争を無くせるのか?
ということもぼくにはわからない。
けれども、考えないわけにはゆかない、
と申しますか、つまり、
ぼくは考えられるようになりたい。
ぼくは戦争のこともわからないけど、同様に
人間関係のこともわかってない。
つまりはさ、人と人の人間同士が
どうして争い合うか? ということも、
ぼくはわからないと言えばわからないな。
ぼく自身だっても、
平和を祈りたいとは願いながらも、ときに
怒れたり、むかついたり、ふてくされたり、
憎んだり、他人のことをばかにしたり、
いやなことを言ってしまったり、
と思うならば、もしかしたら、ぼくが
世界の争いの元を生み出してしまっているやもしらない。
しかし、そこで
ぼく自身が消えて無くなったところで、
世界のなにかが解決されるわけでもないんだから。
ならば、ぼくはいったい
なにを考えられるだろうものか?!
突然、空から
爆弾が降ってきて、一瞬にして
街も家も何もかもが焼かれて、
服も髪も身体も黒焦げになり、
うめく気持ち、というものを
ぼくにはわかるはずもなければ、
想像にも及ばない。しかし、
想像をしなければいけない、
とも感じたりもする。。。
イマジン オール ザ ピープル♪
夏、
暑くて、暑くて、暑くて、
汗も出て、だるくって、つかれもある。
蝉が鳴き、
鳩も鳴き、
ヤモリはじっとしている。
ときおり、窓の外から
些細な風が入ってくる。
令和6年8月7日