何が嫌いって自伝を書きたがるおっさんが嫌い

昔から理解できない人間の欲求の一つに、自伝を書きたがるというものがある。小さな頃から「自伝を出版した」だの「自伝を書きたい」と言っているおじさん(たまにおばさん)が周りにいたが、なぜそんなもんが書きたくなるのか想像もできなかった。自分は作文も、日記も、連絡帳すらまともに書いた記憶がないくらい文章を書くのが嫌いだった。

そんな書き出しで始めたものの、少し自己紹介をしたいと思います。今後の流れを理解しやすくするために、原点から始めさせてください。今後しばらく、時系列に沿って投稿していこうと思ってます。

そもそも、なぜ自分が海外移住を目指したのかからいうと、海外に住んでいたからです。大学進学時に受験をしたくないの一心で海外に飛び出したのです。アメリカの大学は「入学は簡単卒業は難しい」との認識が一般的でそれを信じて逃げたというのが正しいかもしれません。そんな自分はまんまと騙されたのです。

大学卒業後、アメリカで細々とバイトをしながら、就職活動をしました。アメリカの大学卒業時にはOPT(Optional Practical Training)と言われる、一種のインターン用の制度があります。在学中もしくは、卒業後に働くことができる制度です。卒業後に使用すれば事実上、1年限定の労働許可がもらえるわけです。この制度を利用して、フリーランスとしてしながら仕事をしていましたが、どうしても就労VISAを取れるような就職先が見つからず帰国することになりました。そんな時に、「ビザが抽選で貰えるらしい」という話を聞いたことことから18年の話が始まったのです。

ああ、やっぱり自伝を書くおじさんの気持ちがわからない。

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