世代を超えて受け継いでいく物語。
今日は、私の本棚にある中で一番古い絵本を紹介します。
シルヴァスタイン作、倉橋由美子訳 『ぼくを探しに』です。
1977年に第1刷が発行されました。
これは、私が母の本棚から見つけて、大事に取っておいた古い絵本です。
何かが足りないと思う僕が、自分のかけらを探しに旅に出る物語。
『THE MISSING PIECE』を『ぼくを探しに』と訳されているのも、とても素敵だと思います。
幼い頃は白黒の塗り絵のような本だな~色がなくてつまらないな~と思っていなかったのですが、シンプルな線だけで表すからこそ、この絵には深いメッセージ性を感じます。
いま自分に足りないと思っているものはありますか。それを手に入れたとき、あなたは本当に満足できるのでしょうか。足りないからこそ、良いこともあるかもしれません。
人生に何かが足りないと感じている人にぜひ読んでほしい一冊。
これからも、世代を超えて伝えていきたい絵本です。
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