やぎちゃん

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出会いが探求の活力と道標になっていく 『娘と息子に遺す父の挑戦〜人生を探求して見つけたこと〜』

 2020年4月、大海に出るとそこはコロナ禍という大荒れの状態だった。  ある人からは「この状況は辞める前にわかっていましたよね⁉︎ それでも退職されたのですか?」  愚かだけれど、こう言われて改めて状況の判断など何も考えていなかったことに気付き、自分に呆れたところもあった。  この状況に、プログラムを導入してくれるはずだった大規模な学校が2校見送りとなってしまった。  参画を前向きに考えていた、トライアルに協力してくれた企業も、軒並み不参加を伝えてきた。  「こんなはず

    • 起業に至る話-神が与えた偶発的プロセス 『娘と息子に遺す父の挑戦〜人生を探求して見つけたこと〜』

       2017年4月に、縁もゆかりもない静岡市の校長に赴任した。 「なんで静岡市?」「なんで小学校?」「まして小規模校?」どこかプライドが揺るがされていた。  反面じっとしていられないいつもの自分が発動し、自分に何ができるのか模索も始まった。  ある時新任校長研修会で、先輩校長の実践が語られた。講師は山下大里中学校校長という人物。実践内容も頭抜けていたけれども、使う言葉、変革を起こすような躍動感に虜になり、もっと話を聞いてみたくて個人的に連絡をとった。あとで振り返ると、これが全て

      • 『娘と息子に遺す父の挑戦〜人生を探求して見つけたこと〜』

        「社会と直結する探究学習を子どもたちに提供し、静岡を人財輩出県にする」という願いを抱き、社会と学校、人と人を繋ぐという目的をもって大海に船出したのが2年半前の2020年4月。 ところが、当時はコロナ騒動が始まり大荒れになっている真っただ中。 企業は自社の生き残りで精いっぱいでPROJECTに協賛する余裕などない。 学校は休校になり授業のコマ数が足りないため、新たな学びを導入する余裕などない。 こんな状況に、ビジネスが成立するのかもわからない。 そして辞職した途端に「何でも

      • 出会いが探求の活力と道標になっていく 『娘と息子に遺す父の挑戦〜人生を探求して見つけたこと〜』

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