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学力の定義


こんにちは。HBです。

本記事では自分なりに考えた学力の定義について簡単に書きます。
ご意見質問等あればコメントにどうぞ!

それでは行きます。


1.学力の定義


HBとしては学力を次の5つの力に分けて考えています。

①情報リソースから必要な情報を発見する力。
②それらを読み取る力。
③自分の知識体系に組み入れて統合させてアップデートする力。
④それらの知識体系を使って複雑な問題を解決する力。
⑤①~④を主体的に行う力。

言い換えると、

『学び方を自ら考え、工夫し、「生きた知識」の体系を構築してそれを
活用する力』

となります。

それでは生きた知識とは何でしょうか?

2.生きた知識とは


生きた知識とは一言で言うと「活用・応用できる知識」です。
言い換えれば、必要な時にすぐに取り出すことができ、問題解決のために
運用することが可能な知識のことです。

以下の4つの特徴があります。

(1)知識のシステム化:
  知識の要素同士を関連付け、連動させることができるようにすること。

(2)知識の身体化:
  知識を使い続け、必要な時にすぐ思い出せるようになっていること。

(3)知識システムの修正:
  人は自分の経験を拡張・一般化して作った知識の枠組み(スキーマと呼ばれる)を修正する力。

(4)自分の知識状態がわかる:
  言葉通りの意味です。

もうちょっと深掘りして「生きた知識」を使うために必要な認知能力が何かを考えていきます。

3.「生きた知識」を使うために必要な5つの認知能力


(1)実行機能:
  注意をコントロールする認知機能。言い換えると、必要な情報にのみ注意をむけ、不必要な情報への注意を抑制したり、指示に応じて柔軟にシフトさせたりする能力。

(2)作業記憶能力:
  ワーキングメモリともいう。簡単な作業を実行する際に短期的に
記憶しておく能力。

(3)視点変更能力:
  必要に応じて自分以外の人・もの・動物の立場に立って考える能力。

(4)推論能力:
  自身の知識体系と目の前の情報から新しい情報を作り出す能力。
 演繹推論、帰納推論、仮説推論(アブダクション)などがメジャー。

(5)メタ認知能力:
  自分を俯瞰的に眺め、保有している知識の状態や行動を客観的に認知する能力。批判的思考、クリティカルシンキングなどとも呼ばれる能力。

学習のつまづきの原因は基本的に上記の認知能力のそれぞれが身についていなかったり、うまく機能していない、もしくは複数掛け合わさったものになる

以上が私が考える学力です。

今日はここまで!お読みいただきましてありがとうございました。
メモ程度で具体的なことが書いておらず申し訳ございません。そちらについてはおいおい少しずつ書いていこうと思いますので、よろしくお願い致します!


HB


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