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知多半島ガストロノミーの共宴

まずは、この地域の食材と調味料がどれだけ豊かで、それが今どう花開いているか、ご覧ください。

知多半島ガストロノミーをリードする、Le coeuryuzu(ル・クーリュズ)渡邊大佑シェフと、彼を師とするRestaurant gnaw(ノー)水野シェフ夫妻。

コラボTシャツ!

そのふたりがコラボして開催された「知多半島ガストロノミー」にまつわるイベントの様子です。

知多半島の南知多で育てた無農薬の八朔を使用したサワーエール。有機農家を営む「nice time farming」と岐阜県「農LAND BEER」のコラボによるもの。
真ん中の液体は水野シェフによる「敷嶋醤油」
地元で水揚げされた新鮮なトラフグ。以前この地方のフグは下関に流通したことも。
南知多や篠島は、しらすの生産量がトップレベル。
新鮮かつ旨みある味わい。
豆乳と蕎麦の実。
海老真丈。
常滑の澤田酒造による日本酒・白老の「豊穣」
上は篠島で育てられた「朋輩(ほうばい)牡蠣」
下はあいちの伝統野菜の大根。愛知の伝統野菜は認定されているものだけでもは37品目ある、伝統野菜の多い地域。
綾さんはフルーツの皮を発酵させたものをベースに、様々なハーブやスパイスなどを組み合わせたミクソロジードリンクを創作。
知多半島は温暖なのでみかんなど柑橘類の栽培も盛ん。発酵させたみかんと、岡崎の老舗茶園「宮ザキ園」の釜炒り茶によるジン。
真剣な瞬間の渡邉シェフ。
ヒゲソリダイ、菜花、蕾菜。この器は知多半島の常滑で生まれた「盤-ban」シリーズ。 
ガスは使わずに、知多半島の薪や備長炭で調理する水野シェフ。つまり燃料も知多半島産。
バタースコッチに、地元の「山海」産の梅を漬け込んだお酒。
知多ルビーポーク。肉質がいいと言われるデュロック種を餌からこだわって飼育したもの。しっとり柔らかくて穏やかな旨みが広がるので、食べるたびに好きになる。
山海産発酵柿ウィスキー。蓋を開けるとスモークがふわーっと。
アオリイカ、カーボロネロ、キャベツ、プチベール、蕗の薹。
イカが輝いてました。
半田で餌からこだわって育てられた「小栗和牛」と、発酵椎茸。添えられているのは、確か発酵させた春菊。
レンコ鯛と新玉ねぎ。
尾州早すしを、さまざまな新しい表現で提供している水野シェフ。尾州早すしとは、江戸で流行った寿司を現代の半田で再現したもの。
この日は、ちらし寿司スタイルで。尾州早すしは、半田で生まれ江戸で多用されたミツカンのお酢「山吹」を使うのがポイント。
自家製ヨーグルトとイチゴ。
碧南の角谷文治郎商店による、長期醸造熟成の希少なみりん「柳かげ」。みりん元々、甘いお酒として造られていたことがよくわかる、リキュールのような味わい。
うまく説明できないのですが、ものすごく美味しいムースが印象的だったスイーツ。
自家製の柿羊羹。瑞々しくて、とろける口当たり。

今回の場所は、レストランノー。
半田市の亀崎という小さな港町です。

この地で復活した日本酒「敷嶋」の蔵や敷地を利用した複合施設「伊東合資」内に移転オープンしたため、重厚感ある蔵のつくりがたまりません。

かつて敷嶋が醤油を造っていたときの販促物を飾ったエントランス。。
水野夫妻による、さまざまな発酵食品。なかにはとても実験的なものも。


ああ、写真を見返してるだけでお腹すいてきました(笑)

各レストランの紹介は、また改めて…

敷嶋や伊東合資についても書きたいことが山ほどあるので後日別記事にて。

▲ありがたいことにこちらのサイトはテキスト制作で参加させていただきました。
2024年6月下旬に第一弾の公開となりましたが、まだコンテンツが追加されていきますので、ご期待ください。


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