小伴天いちじく会席 生産者の会へ
子どもの頃、夏になると何パックもイチジクが届き、毎日のように食べていました。同居していた祖母が名産地の安城市出身で、その地の親戚がイチジク農家をしていたため、規格外品や熟れ過ぎたものを大量にいただいていたというわけです。
熟れ過ぎたイチジクは、流通には乗らないけれど、あの芳醇なおいしさを知ってしまったら、もうふつうの市販品はもの足りません。
味も香りも甘さもこっくり濃厚で、いわばすでにジャムやピューレ状態…。
祖母が亡くなり、親戚もイチジク農家を辞めてから、たまにあの味が