編集室「葉月舎」

編集室「葉月舎」Editor&Writer/食のこと・地域のこと・オーガニック・古来種野菜・発酵醸造・ローカルガストロノミー・etc. 書籍・雑誌・冊子・WEBなどに携わっています。 東京→愛知Uターン

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最近の記事

小伴天いちじく会席 生産者の会へ

子どもの頃、夏になると何パックもイチジクが届き、毎日のように食べていました。同居していた祖母が名産地の安城市出身で、その地の親戚がイチジク農家をしていたため、規格外品や熟れ過ぎたものを大量にいただいていたというわけです。 熟れ過ぎたイチジクは、流通には乗らないけれど、あの芳醇なおいしさを知ってしまったら、もうふつうの市販品はもの足りません。 味も香りも甘さもこっくり濃厚で、いわばすでにジャムやピューレ状態…。 祖母が亡くなり、親戚もイチジク農家を辞めてから、たまにあの味が

    • 南三河食文化研究会が一般社団法人に

      南三河とは、愛知県の三河地方のなかでも、碧南市やその周辺エリアを表す造語。 伝統的なみりんや、白醤油、味噌、日本酒などの発酵醸造メーカーも多く、他にも個性的な食材や加工食品、食文化、郷土料理が豊かに残る地域です。 江戸以降の食文化に大きな影響を与えたとされ、そういった食文化の研究考察広報活動を任意で行っていたのが「南三河食文化研究会」(通称うまいもの会)。 今後より一層、幅広く具体的な活動をしていくため、法人格を有する団体になろうということで、発足総会が6月19日に開催

      • 知多半島ガストロノミー、南三河ガストロノミーのTIPSあれこれ

        今日は、これまで私が体験してきた「これもガストロノミー」と思うことを、いくつかここにまとめてみます。 ここ7〜8年くらいブログやSNSにポストしてきたことを、リスト形式で。 (SNSが見られなかったらすみません…!) まだまだ序盤なので、これからもっと追加していきます。 南三河ガストロノミー東京での三河みりんの講習会 この地域の食を伝え続ける「一灯」さん 一灯・長田料理長のワークショップ うまみの道「龍の子街道」

        • 知多半島ガストロノミーの共宴

          まずは、この地域の食材と調味料がどれだけ豊かで、それが今どう花開いているか、ご覧ください。 知多半島ガストロノミーをリードする、Le coeuryuzu(ル・クーリュズ)渡邊大佑シェフと、彼を師とするRestaurant gnaw(ノー)水野シェフ夫妻。 そのふたりがコラボして開催された「知多半島ガストロノミー」にまつわるイベントの様子です。

          知多半島のモノ・コト・ヒトを。

          はじめまして、編集室「葉月舎」です。 Editor&Writerとして、食のこと・地域のこと・オーガニック・古来種野菜・発酵醸造・ローカルガストロノミー・etc.を発信しています。 東京から愛知の知多半島へUターンしてきたため、 地元を楽しみたい、もっと知ってみたい、 それをシェアしてみんなで楽しみたい、 という気持ちで日々過ごしています。 特においしいもの好きで、 昨年(2023年の冬)は、半田市の観光協会さんのHPで、 こんな記事を書かせていただきました。 (ちなみ

          知多半島のモノ・コト・ヒトを。