ミュージカル「オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン」感想
オペラ座の怪人の色々な作品を見てきて、本作がめちゃくちゃ評判が良かったのでいっちょ観るか~!と軽率にレンタルして見てみました。そもそも本作のことを映画だと勘違いしていたのですが、ロンドンで数日間開催されたミュージカル舞台だったようです。カメラ技術が……ものすっごい!!って感想。
■ 視聴媒体
Amazon Prime Videoで500円でレンタルしました。何度も観るなら円盤が安くて手っ取り早そう。記事作成当時だとブルーレイで1500円くらいなので。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G31C48G/ref=atv_dp_share_cu_r
■ 25周年記念公演とは
調べて初めて知ったのですが、25周年記念としてロンドンで2日間(計3公演)のみ公演したものらしい。
2011年10月にやってたようです。記事作成時が2023年なので約10年前!
■ カメラ技術がすごい
ここが一番伝えたいのでまず最初に書かせてください。カメラ技術がね、本当にすごいんですよ!まずカメラ機材がものすごいと思われます。だってズームしてもめちゃくちゃ高画質だからね!!
そしてカメラワーク!気が利きすぎてる!そして技術力が高い!上下左右色々な角度から映してくれる!!でも引きで見るとカメラが見当たらない!すごい!どうやって撮ってるんだこれ!
いままで舞台作品の映像は日本国内のものしか見たことがありません。たまに配信でも見ますが、まあ……ひどいものです。良くて普通レベル。でもこれは舞台での映像として恐らく最高峰だと思います。少なくとも私が観た中でナンバーワンを獲得しました。このカメラ技術を体感するためだけに観ても楽しいと思う。
■ 演技・音楽・美術のクオリティが高い
もちろんミュージカル舞台として演技・音楽・美術のクオリティはとても高いです。さすが本場。信頼できるクオリティ。めちゃくちゃ歌うまいです。
■ 字幕はほぼ良い
字幕はかなり網羅されていますが、複数人が違う歌詞を歌う部分が特に漏れが激しいです。歌の掛け合いが激しいシーンがあるのですが、その部分はほぼなんて言ってるかわかりません。えーん、英語力が欲しい。
■ オペラ座の怪人のストーリー
いわゆる「アンドリュー・ロイド=ウェバー版」となります。たぶん普通の人がオペラ座の怪人でイメージするのはこちら。
私は映画や劇団四季でアンドリュー・ロイド=ウェバー版を観ていたはずなのですが、詳細を全く覚えてなかったのと、原作を直前に読んだことで初見のような感覚で観ることができました。さらに「アーサー・コピット&モーリー・イェストン版」も観ていたので比較し、自分の好みが把握できます。
うん、音楽とかは好きだけどキャラがそんなに好きじゃねえな!なんか、ねっちょりしてるキャラが多いんですよね、アンドリュー・ロイド=ウェバー版。
■ 公演後におまけがある
公演後、アンドリュー・ロイド=ウェバーが出演し、存命中の初代メンバーが登場し、各4国の初代ファントムが出現し、初代クリスティーヌと初代ファントムsと現代ファントムで歌い始めるというすさまじいおまけが出てきます。お祭り騒ぎとはまさにこのこと。いや~~すごかった!
現地でオペラ座の怪人をミュージカルで、舞台で追ってきた人は感動するでしょうね。何も追ってない私ですら楽しくなってしまいました。
■ まとめ
本場のアンドリュー・ロイド=ウェバー版オペラ座の怪人を楽しみ、カメラ技術に驚嘆し、話(というかキャラ)が好みじゃないことが把握できました。
原作も見たし、各映画も見れる限り見たし、アーサー・コピット&モーリー・イェストン版も見たし、次は幻のケン・ヒル版!こいつの上演数がめちゃくちゃ少ない!しかし、2024年に渋谷でやるそうなので観てきます。タイミング良すぎ~!
備忘録用メモ。Twitterでの実況です。