ゲーム「FINAL FANTASY XV」感想
この作品を最初に認識したのは、次回作のFF13はこういう感じだぞ!と発表された時でした。外車に乗ったホストが第一印象。たしかその時の名前はFF13ヴェルサス。FF13はすべての作品が神話か何かで関連する、みたいな紹介だったかと思います。
今はFF15という名前になって発売されており、FF13や零式と神話関連で繋がるところがあるのかもしれませんが、私はプレイしてないためその辺には触れないでおこうと思います。
そしてかなりの年月が経ち、「FF15」として初めて認識したのはtwitterでのバグ動画でした。バグ動画以外にも四人組がのびのびと旅をしてる動画もあったため、リア充達がキャッキャウフフと楽しみながら旅をするゲームなんだなという印象を持ちました。バグ動画も愉快だし、戦闘システムも面白そうだし、いずれやりたいな~と興味を持ち、つい先日FF15を一通りクリアし、満足感を得たため感想を書くことにしました。
まず結論言っちゃいます。色々な突っ込みどころはあれど、めっっっちゃくちゃ面白かったぞ~~~!!!楽しかった!!満足!!最高!!
では、そんな最高なゲームの好きなところも好きじゃないところも含めて紹介していきたいと思います。途中まではネタバレをしないように語ってるのでこれからプレイしたい人でも読んで大丈夫です!途中からはネタバレするから注意しろよな!ネタバレするところはちゃんと「ネタバレするよ」って書いてあるよ!
ジャンル:RPG
プレイ時間:本編クリア時で78時間
媒体:PS4
■ 修正パッチを当てるための時間が長い
FF15が届いた!わあ~やるぞー!!と喜び勇んでメディアをセットしてプレイしようと思ったのに、最初に立ちふさがったガッカリポイントがこれ。FF15は定期的にパッチを当ててくれるので、始めるまでにダウンロード&インストールにものすごく時間がかかる。公式から見捨てられていないという証拠なので嬉しいのですが、容量がね!ものすごいからね!!時間がかかるね!!
最初の一日目はパッチを当てて終わりました。出鼻をくじかれましたが、こうなれば無料のDLCを片っ端から落としまくろうとPSStoreに移動してダウンロードしまくりました。これが良かった!無料でアイテム貰える!やったぜ!!
もしこれから始める方がいる場合は暇な時間にPSStoreに行って無料DLCを片っ端から落としまくることをオススメします。
■ 初回購入特典は今は使えない→使えた!(※追記)
出鼻をくじかれたガッカリポイント2。2017年10月に初回購入特典付(アイテム「正宗」)のFF15を購入したところ、その初回購入特典は2017年9月まで使用可能だったそうなので、初回購入特典を買っても意味はありませんでした。せっかく買ったのに!
ですが代わりにDLCで50円で買えます!伝説の剣「正宗」が50円!安いぞう!(※ちなみに私は買ってません)
~追記~
プロダクトコードは期限が切れていても使えるという話を聞き、試しに入力してみたら使えました。その後特装版も購入したのですが、こちらのプロダクトコードも使えました。(2018年1月末時点)
有効期限とは一体?という疑問は湧きますが、使えるのならそれに越したことはない!なのでガッカリポイント2は存在しなくなりました。やったね!!
■ まずはキャラクター紹介
これから物凄く色々なことをたくさん語るのですが、語るためにはキャラクターを紹介せねばなるまい。FF15はメインキャラクター4人組のパーティーで、主人公であるノクティスを操作するゲームとなってます。
4人組の印象、最初は「ホストっぽい」、次に「リア充だ……」、最終的には「お前ら全員良い仲間だよお!!」。そんな4人を紹介します。
ノクティス
ルシス王家の王子。主人公。恐らく人見知りだし、コミュニケーション苦手だし、王子で大丈夫か心配になるレベル。コミュニケーションは壊滅的だが心優しい青年。王家の人間なのに何故か一般人の感覚を身に着けている。野菜が嫌い。釣りが好き。愛称はノクト。
イグニス
ノクティスに幼い頃から仕える側付き。将来側近になるために育てられ、ノクトに対して過保護。ノクトの護衛。料理が得意。ノクトに野菜を食べてもらいたがってる。
グラディオラス
王の盾(王家に仕える派閥、だと思う)に属する一家の出。ノクトの護衛。兄貴分。キャンプが好き。愛称はグラディオ。
プロンプト
普通の一般人。学生時代のノクトの友人。ノクトの(一応)護衛。ムードメーカー的な存在。写真撮影が好き。
この4人でパーティーを組んでいます。そしてもう一人、重要な人物の紹介です。
ルナフレーナ
ルシス王家に仕える神凪(かんなぎ)の巫女で神様と対話出来る人。別の国の人。責任感が強く、どこまでもノクトのことを考え、そして自ら率先して行動出来る最強に格好良いヒロイン。でも、1人の女の子としてのささやかな願い(大好きな人=ノクトと幸せに過ごしてみたい)を持ってるとても可愛い子。ノクトの結婚相手。
キャラ単体で言えば私はルナフレーナ様が一番好きです!!(4人はセットで好き)
■ 車がガス欠するところから始まる「旅」
なんだそれ~!と思うでしょうが、これがまた最高なんですよ!!
戦争していた国同士が停戦するため、和平の証として政略結婚をすることになりました。そこで王子と護衛3人が他国まで移動するのが大まかな最初のエピソードです。めっちゃシリアスです。
この四人旅、車で移動するのですが、四人が思い思いに運転して見事ガス欠。次の給油所までに車を押して移動する羽目になる。これがですね、導入部分なのですがね、まるで映画のような始まり方で、しかもそこからお金がないから金を稼ぐためにハンターとなってモンスターを退治しようって話になるんですよ!いや主人公王族だよ!?王族が和平のための政略結婚で他国に出向くんですよ!?いきなり車ガス欠して金策に走るってなに!?面白すぎるでしょ~!!
最初の導入で私のハートはがっちりキャッチされました。
■ 重要なコンセプト「旅」
この作品では「旅」を重要視しており、キャラクター達と旅をしている感じを出すためにオープンワールドなゲームシステムを採用している……っぽいです。私の印象ですが。
その「旅」感を出すための仕様がとんでもなく良かったです。詳しくは後述。
■ ゲームシステム
オープンワールドによる、今そこで会話してる感覚
オープンワールドとはなんぞやという方のために雑な説明すると、RPGってどこかの街やら家屋やらに入るとローディング画面が入って場面が切り替わりますよね。また、行ける場所はかなり制限されていますよね。戦闘シーンでも場面転換が入りますね。これがないやつがオープンワールドです。
オープンワールドはマップ上を歩いてるとモンスターが徘徊しているし、ロードが入らない状態で戦闘が始まるし、歩いていけば街があって人がいて、自由に探索できます。
そんな中、四人が歩き回ったり車に乗ったり戦闘したり街に着いたり店に入ったりするのですが、随時、自由に会話してくれるのが本っっ当に良い!!
のどかな場所で歩き回ってると「ここは気持ちいいな」「そうだな」、長時間歩いてると「ちょっと疲れてきた」「軟弱者」、夜中に歩き回ってると「大丈夫?休もうか?」「別に」「ほら、休も休も」、戦闘中で仲間に攻撃してしまうと「どこ見てんだよ!」「悪かったって!」、仲間の誰かに体当たりすると「なにしてんの?」「ええ……」などなど。
ここに書ききれないほど、色んな場所で色んな会話をするのがすごい!楽しい!!まさに今そこで会話してる感覚が面白い!!
オープンワールドによる、戦闘システム
今作の戦闘システム、慣れないうちは本当にやり辛いです。というのも、日本で従来から親しまれているJRPG(よくあるターン・コマンド制の戦闘システム)ではなく、リアルタイムでの戦闘です。敵はどんどん攻撃してきます。待ってなんかくれません。一応敵の情報を取得するためのウェイトタイムがあったりしますが、これも無制限ではありません。
タイミングを合わせてボタンを押さなきゃいけないところと、ボタンを押しっぱなしにしなきゃいけないところと、その切り替えが難しく、特に押しっぱなしに慣れなかったのでそこが難しい印象でした。
また、ノクトには4つの武器がセット出来るのですが、ここにセットした武器の総ステータスで最終ステータスが決定したり、色々な武器がセットできるお陰で様々なモーションがあってタイミングが難しかったり、やはり慣れが必要かなと。
さらに魔法の扱いが特殊です。今作の魔法は「覚える」ものではなく「精製する」もので、エレメントと呼ばれる魔法の要素(火、氷、雷)とアイテムを組み合わせて魔法を作ります。それを武器にセットし、一度魔法を放ったらチャージタイムが必要になる。この辺も最初難しかったな~!って印象でした。
まあ慣れちゃえば全部大丈夫です!全部楽しく遊べる!
すぐ死ぬ
誇張表現でもなんでもなく、自分や仲間がすぐ死ぬ。何度死に際の叫び声を聞いたことか。アイテムですぐ復活出来るのですが、強い敵相手だとアイテムをものすごく使うので常に所持数MAX状態を維持していました。
今作の戦闘ではノクトを操作すること、仲間にアイテム使用の指示を出すこと、仲間に必殺技の指示を出すこと、という大雑把に分けると3種類くらいになっており、具体的に仲間に指示することが出来ません。頑張って敵の体力削って頑張って生き延びろよな!良い感じに防御しといて!と祈ることしか出来ません。
みんなすぐ死にますが回復を指示することは出来るので、戦闘ではもっぱらノクトがみんなのお世話をします。護衛役の護衛をする王子。う~ん、存在異議~!!と唸りたくなりますが、やはり確実に回復させます。世話します。
なぜそこまでして仲間の体力を維持させるのか?と問われればこう答えるしかないでしょう。「一緒に戦いたいから」
前述した会話も戦闘中に頻繁に行われます。会話以外にも、バックアタック(敵を背後から攻撃)での会話やパーティーリンク(ノクトの必殺技を仲間全員で一緒にやる)でのタコ殴り、仲間がピンチ状態に陥った時に助けると出てくる言葉。
これがねー、めちゃくちゃ楽しいんですよ!!どんなにすぐ死ぬとしても一緒に戦って倒したい。倒せたらすごく楽しい。楽しいんだよ!!かなり強めの敵に挑んだら回復薬が底をつくレベルで無くなるとしても、一緒に戦ったほうが楽しめるんだよ!!
実はノクト以外にも戦闘で操作できるようになった(2017年12月アップデートにて対応)
やりこんでないので「すぐ死ぬ」の項目では書きませんでしたが、APというポイントを消費することによってノクト以外のグラディオ、プロンプト、イグニスそれぞれになってキャラクターを操作することが出来ます。
各キャラクターの戦闘システムについては後述する各DLCでの戦闘システムから採用しており、DLCをやってる人は馴染みあるものになっています。
少しだけ触った所感ですが、結構楽しいですね~~!!でも戦闘時のみ操作キャラクターを変更可能になってるので、戦闘が短い&敵とどんどん交戦するプレイスタイルだと、都度変更するのが面倒です。
ちょっと面倒くさい召喚獣システム
今作は自由に召喚獣を召喚出来ません。何らかの条件が合致したタイミングで召喚コマンドが発生し、それを実行するとランダムで召喚獣が出てきて敵を攻撃してくれます。召喚獣の威力はかなり強力なのですが、呼び出すのが本当に面倒くさい!!いつどんなタイミングで呼び出せるのか分からない!!
召喚獣の演出はとても良いと思いますが、基本的に周囲を壊滅させるので(数秒後には元に戻りますが)こんなのぽんぽん召喚してたら地上が壊滅するからあまり召喚されてくれないのかなとも思ったりします。
いやでも面倒くさいんだよな~。もっと召喚されてくれよ。
なんとなく懐かしい成長システム
経験値は戦闘やクエストをクリアするごとに取得し、宿泊して経験値を精算することでレベルに反映されます。つまり宿泊しないといくら戦ってもレベルが上がらないんです。
経験値以外にもAP(アビリティポイント)を使用して取得するアビリティものがあります。このアビリティは戦闘だったりクエストをクリアしたり等で取得し、そのポイントを使用してアビリティを習得しますが、なんとなくFF10のスフィア盤を思い出しました。実は私の初プレイFFは10なのです。懐かしい。
何をどう取得するか頭を悩ませたものですが、これもプレイヤーの自由度の幅が広がるためとても面白いです。私のオススメは戦闘終了後や車移動、チョコボ移動、魚釣りでAPを取得できるアビリティです。AP重要!!
旅の醍醐味「宿泊」
戦闘システム系の話になってしまったので旅についてに戻します。
「旅」ではどこに泊まるかが醍醐味の1つだと思います。今作で泊まれる場所を大別すると3つ、「街にあるホテル」「街にあるキャンピングカー」「標(しるべ)と呼ばれるキャンプ場」。ホテルやキャンピングカーは獲得経験値の反映倍率が上がったりしますし、標で泊まる場合はイグニスというキャラクターが料理を振る舞ってくれます。この料理がものすごい!!が、残念ながら標以外ではイグニスの手料理は食べられません。せめて、せめてキャンピングカーでも作ってくれよ……!
この宿泊地場所によってサブイベントが発生したり、会話が発生したりするのでとても楽しいです。宿泊地を見つけたら全部宿泊した方が良い!
旅の醍醐味「料理」
前述した標に泊まると、イグニスが料理を振る舞ってくれます。この料理の素材は、店で買ったりモンスターから素材をゲットすることで作ることが出来ますが、何も素材がない人のためのレシピも用意されています(焼いたパンだけとか)。
それを食べた翌日の移動中の会話が「腹減ったな……」「昨日全く食べてないからな」だったりするので、料理に影響されて会話も変わります!これが楽しい!!
ただ、一部の料理を除きほとんど会話してくれなかったので、特殊会話を発生させる料理というものがあるのかもしれません。
ちなみにこの料理、バフ効果(ステータスアップ等の良い効果)を付与出来ます。このバフ効果を駆使してゲームを堪能することも出来るのがとても楽しいです!
料理のレシピは素材をゲットしたり、レストラン等で料理を食べたり、店に貼ってあるチラシを見たり、ご飯を食べている人のテーブルに近づいたりすると習得する(「あれうまそうだな」「今度作ってみるか」という会話で習得)ので、色んなところを巡ってレシピを覚えるのが楽しくなります。
各キャラクターの好物料理も存在し、好きな料理を食べたキャラクターはその翌日にステータスアップの効果が付くので、これもとても可愛くて良い!(好物を食べてステータスが上がるって可愛いですよね)
そして何より、料理が美味しそうなのが良い!私も食べたい!
旅の醍醐味「写真」
旅に出たら旅の思い出として写真を撮るかと思います。それをプロンプトがやってくれます。マップ上を歩いている時とか、お前こんな写真いつ撮ったんだよっていうものまで様々なシーンを撮影してくれている!しかもこれ、「実際に旅をしている最中の出来事を撮っている」という設定なので、他にFF15をプレイしているユーザーと被らない、自分だけの唯一の旅の思い出写真になるのです。
宿泊地で宿泊すると撮影した写真の一覧が表示され、その写真を見ているとキャラクターたちが「これはかっこよく撮れた」「いいじゃん」みたいに感想を言ってくれるので、今まさに寝床で写真を広げて今日の旅をみんなであれこれ振り返っている、というようにも取れる訳です!最高!!
写真は保存することが出来て、アルバムのように写真を見返すことが出来ます。この写真システムが後々ものすごい威力を発揮する、素晴らしいシステムなんです。ネタバレになるので後述しますが、これ考えた人天才なんじゃないかな??
写真をシェア出来るシステム
PS4だとデフォルトでゲーム画面の写真や動画をSNS等にシェアすることが出来ますが、プロンプトが撮影した写真もゲームから直接シェアすることが出来ます。これが意外と嬉しい、というか安心する。
PS4がゲームハードのシステムとして共有機能を持っていたとしてもどこまでシェアして良いのかよく分からず(録画禁止区域等はお知らせしてくれるので分かりやすいですが、写真はどこまで良いのかわからない)、ゲームをプレイする前に著作権違反はダメだよ的な諸注意が入るし、この機能を使ってシェアして良いのかとても不安になっていたのですが、FF15では公式で推してるから大丈夫そう!見て見て良い写真が撮れたんだ!という自慢が出来る!嬉しい!!
個人的には一枚ずつアップロードではなく、複数枚アップロードを対応してほしいんですが、難しいかな~。
FF15をプレイされる時は是非SNSにシェアすることをオススメします。他の人の写真と自分の写真、見比べると結構違うので面白いですよ!
旅の醍醐味「釣り」
主人公のノクトは釣りが大好きです。マップ上には至るところに釣りポイントがあり、サブクエストとしてヌシを釣り上げるものもあります。これが意外と難しく、楽しい!
釣り道具として、ライン、ルアー、リール、ロッドがあり、良いものを揃えれば魚が釣りやすく、糸も切れにくくなります。
道具選び、というかルアー選びが難しい!いつも適当に選んで投げちゃいますが、ルアーだけでかなりの数があるのでどの場所でどんな魚が釣れそうだからこの道具、という選び方も出来るます。楽しみ方がそれぞれある!
釣り自体も楽しいのですが、ノクトが釣りをしている最中の他3人の反応が面白い。イグニスは褒めてくれるけど、グラディオやプロンプトは暇そうにしていたりたまに煽ってきたりたまに褒めてくれます。性格が出てる野次だ~!面白い!!
旅の醍醐味「街」
残念ながら、今作では街が2つ(レスタルム、オルティシエ)、観光名所(ガーディナ)が一つしかありません。街以外は人が住んでいそうなところがない。あと人がいるところは大体がパーキングエリア(サービスエリア)です。
これが本当に残念で!!街の探索って旅の醍醐味だと思うんですよね。それがほとんど出来なかったので、残念で仕方ありません。もっと色んな街を見て、探索して、モブキャラと話したかったな〜!
旅の醍醐味「移動」
主人公たちはこの旅を、徒歩で、チョコボで、車で移動します。車に乗って素晴らしい景色を眺めながらのんびりするの、最高の癒やしです。ちなみに車移動はオートで出来ますし、自分で操作も出来ます。車を魔改造することで道がない道路も走れますし、空も飛べます。この空を飛んでから着地するのが難しい……!!(成功回数0回)
車で移動中はサブクエストが発生したり会話が発生したりするので、移動の楽しみがあるんですよ〜!ちなみに、そんなの面倒くせえ!って人用には車で目的地に移動するのを時間短縮する機能もあります。
ロード時間
車移動で思い出しましたが、今作はロード時間がそこそこ頻繁に発生し、若干長いです。マップも広いしここまで色んなことをやってくれてるのでロードが遅いのは仕方ないかな〜と我慢できるレベルですが、やっぱり焦れったくなる。だってすぐにゲーム進めたいし!!
オープンワールドによる、固有スキル
これまで旅の醍醐味を語ってきましたが、料理や写真などは固有スキルに関連します。ノクトは釣り(魚を釣り上げる)をすることで、イグニスは料理(キャンプで宿泊)することで、グラディオはマップ上を歩くことで、プロンプトは写真を撮影することで各々のスキルが上がります。ノクトはより魚を釣れるように、イグニスはよりレシピが増え、グラディオは戦闘終了後にアイテムを取得し、プロンプトは撮影技術が上がって自撮りが増えます。もう、この字面だけで笑えてきませんか?
FF15をやっていないとただ笑えるだけだと思うんですが、実際にゲームをやるとこれがシステムとして面白くて!笑えるだけじゃなくちゃんとゲームシステムが面白い、最高ですね(グラディオのスキルは面白さではなく、ただ役に立つだけですが)(いや助かってるよグラディオありがとう)
設定と合致した敵の出現
この世界では光が当たらない時間帯、つまり夜にシガイと呼ばれる敵が出現します。日中は通常のモンスターが出現しているのですが、夜に出てくるシガイはかなり強いです。
このシガイと戦うことになるとまずいので、この世界では夜でも街に強力な光を灯し、シガイに遭遇しないようにしています。本編でも夜はどこかに宿泊するようにキャラクター達に勧められます。もちろんこれを無視して夜の世界に繰り出すことも可能です。
ただLv5くらいの段階でLv30くらいのシガイに会った時は本気でビビったけどな!!車で移動してたらシガイのテリトリー内に入っちゃって車から強制的に降りる羽目になってダッシュしながらその場を切り抜けて日が昇ってから車を回収した苦い思い出があるけどな!!今はLv99なので余裕です。
やり方次第ではもちろん自由に歩き回れるけど、宿泊をして夜を越した方が良い、というのが強制されずに世界観と合致した状態でプレイ出来るのが最高なんです。こういう気遣い好きだ~!!
見辛いUI
上記のような気遣いは出来てもユーザーフレンドリーな気遣いがないと思うのがUI。文句を言いたいのはステータスを表すアイコンと画面の文字です。これが本当に分かり辛い&見辛い!
ステータスを表すアイコンはスタイリッシュでカッコイイのですが、スタイリッシュすぎてよく分からない。火や氷、雷はなんとなく分かる。それ以外の、えっと、それなに……??ってレベルのアイコンが多すぎてよく分かりません。正直、クリアした今でもよく分かってないステータスがあります。これは知らなくても敵をただ殴って終わらせられたので、気にしてなかったせいですね。意味を知らなくてもとりあえず殴ればいける!
また、文字が非常に小さく、公式の配信を見る限り本編の文字サイズはすでにパッチが当てられているにも関わらず、あまりにも小さくてディスプレイに目一杯近づいてプレイしていました。読めないよ!小さすぎて見えないよ!!
読み返すことの出来ないヘルプ画面
ユーザーフレンドリーじゃないのがもう1つ。
今作、操作説明書がありません。今はネットに繋いで電子操作説明書を見たり、メディアの中に電子媒体として入っているものが流行してますが、それもありません。一度説明されたものはTIPSもしくはローディング画面などで表示される豆知識等で表示されない限り読み返すことが出来ません。しかもこれらはランダムです。
私のプレイスタイルとして、説明書はゲームをやっていて分からなかったら見る、あとで読み返す派なので、読み返せないことを知らずに説明をぽんぽん飛ばしていたところ、チョコボ(今作ではチョコボをレンタルするとチョコボに乗れます)の呼び出し方すら分からなくなりました。
チョコボをレンタルしたけど戦闘したらどこか行った!どこ!?と思っても二度と帰らぬチョコボ。まだレンタル期間内のはずなのに、チョコボに会えないという悲しい出来事が何度かありました。(その後、ネットで検索してチョコボの呼び出し方を学ぶ)
ですので、今作をプレイされる方は説明をよく読み、それでも分からない場合はネットの有志の方の説明を見る、というやり方しかないかなと思います。悲しい。
■ 物語を理解するには予備知識が必要
ユーザーフレンドリーじゃないところがさらにもう1つ。
FF15はメディアミックスしており、ゲーム発売前に公開された映画「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」と公式が無料公開しているアニメ「BROTHERHOOD」があります。
映画はゲーム本編の前日譚、アニメはゲーム本編の過去と旅の初め~チャプター3くらいのお話です。
そして、FF15をプレイするためにはに映画を見ることが必須になります。なぜなら、かなり重要なストーリーとなる前日譚を見ないと本編でさらっと流される出来事の意味が分からないから!
映画のシーンをほんの一部抜き出して本編に組み込んでるのですが、一瞬だけですし一瞬すぎてただのイメージビデオになっている。映画を見ていると、「ああ、このシーンね」と理解することが出来ます。
アニメは出来れば見たほうが良いし個人的にはゲームをプレイしてからチャプター3くらいまでに見ておくことをオススメします。
映画と関連する出来事によって主人公が落ち込むのですが、ゲーム本編だとさらっと流されてすぐに立ち直ってしまう。アニメだと過去話を交えつつ落ち込んでから立ち直る描写をちゃんと描いてくれるのでやはり観たほうがわかりやすいかと。無料だしね!
欲を言えば、このアニメ内で出てきたモンスターを倒したかったな~!と思いました。
■ ゆっくり大事に進めないと、旅がいきなり終わる
チャプター3までゆっくり、チャプター4からトントン拍子に進み、チャプター8でようやく一段落し、チャプタ-9から更にどんどん進みます。と言うか私はそんな感じに進みました。
なので、旅はゆっくり大事に進めないとすぐに終わってしまいます。寄り道をするタイプの方ならいいのですが、それをせずにどんどん進める人だとこのゲームはつまらなくなると思います。
このゲームの重要なコンセプトは「旅」です。いかに4人と一緒に「旅」をするかが重要なんです。そして4人と「旅の仲間」になる。ゆっくり大事に自分の旅に浸らないと、本当にいきなり終わる感じになってしまいます。
~~~~ネタバレするよ~~~~
■ 心を抉るシナリオ
チャプター9で久々にゲームで大泣きしました。
ルナフレーナ様が、ルナフレーナ様がよう……当時の私の荒ぶった感想はこちら。自分しか見ないから……とか書いてますがぶっちゃけもう一度書こうとすると涙が止まらなくなるので流用します。まあ読まなくても大丈夫です。
・リヴァイアサンのあれこれとその後のあれこれ
https://fusetter.com/tw/Up3bg#all
るんるん気分で遊んでいたら不穏な出来事が乱発し、六神の内、タイタン・ラムウ・リヴァイアサンの三神しか力を得ていない状態でルナフレーナ様が亡くなられ、イグニスは目を奪われ、グラディオからは叱責され、チャプター9以降はプロンプトと離れ離れになり、イグニス・グラディオとも切り離され、敵の中枢(敵国の首都)の真っ只中で孤立奮闘しているノクト、ってこれ本当にひどい……。
ルナフレーナ様のことを回想で語られては涙し、イグニスの状態を見ては涙し、ノクトの自棄を起こす状態を見ては涙し、グラディオから叱責されては涙し、イグニスからそれでも一緒に行きたいと言われては涙し、なんかもう、涙腺枯れるわ!!!って思いながらプレイしてました。
心を抉るシナリオがどんどん追加される前はね、オルティシエという美しい水の都で観光を楽しんでいたんですよ。さらにその前はみんなと旅をしてたんですよ。思い出の写真がいっぱいあるんですよ。それがどんどん、どんどん削り取られていく感覚。凄まじくて、泣き言をこぼしながら進める事になりました。辛い、悲しい、でも先が気になる。だから進める……。
■ 大事なところのフォローが足りない
「旅」は面白いしこのゲームは大好きだし心を抉られても満足していますが、やはり大事なところのフォローが足りない。
● ノクトが首都を出発している間、何があったのか
ノクトは主人公ではありませんが、映画で補完できます。主人公達が関われなかった、首都が壊滅する話です。
でも主人公達が最初に立ち寄るハンマーヘッドと首都はそう離れてないはずなんです。襲撃受けたら気付くんじゃないのか??
あと映画であんなに「首都以外は壊滅的だ」という雰囲気を匂わせておいて外の世界はこんなに和やかだったのは何故だ??映画を見ても一部納得が行かないところがあります。
帝国に奪われた部分の地図が見えないので、みんな見ないふりをして平和だと思い込みながら生活してるのか?それとも全然違う可能性があるのか??この辺がよく分かりません。モブを含めて接してきた人の印象からすると、普通に平和を満喫しているようでした。じゃあなぜ……?
● ノクトの喪失感、受け入れる際の描写
首都が壊滅した際にノクトの父が亡くなりました。その父を失くした時の喪失感や、それを受け入れるところまでを本編でもっと描写して欲しかった。アニメで補完できます。
● ファントムソードが集まらない
歴代王が使っていたすごい武器を回収しといてね!と物語の最初に言われるのですが、途中から、ああ、そんなこともありましたね、というレベルで無関心になります。
ストーリー上でファントムソードの話題が全く出ないので、忘れるんですよね。たまにダンジョンの先にあって驚きます。
私は本編のラストシーンまでにこのファントムソードを全部集めきれなかったのですが、重要なシーンでこの武器を扱うのを見て、(あれ?見たことない武器がそこにある……)とちょっぴり微妙な気持ちになってしまいました。
あとで調べてわかったのですが、普通に本編をプレイしていると全部集まらないです。チャプター9以降も寄り道をしていかないと集まらないのは、不親切すぎるな~と思ってしまいました。
● 仲間はどうしてそうなったのか
イグニスはなんで目を失う羽目になったのか、プロンプトはどうやって敵国に囚われたのか、この辺もっと本編でフォローして欲しかった。後述しますが、これはDLCで補完できます。
● ノクトの指輪
ノクトが歴代の王たちの力が宿った指輪を嵌めるところが好きじゃない。この指輪は王以外使うことができず、映画では指輪を嵌めただけで腕を失ったり、指輪にいる歴代王(?)と交渉して力を使用するも命を失った人がいました。それがなんか……こう……軽くない!?
私はてっきり、ルナフレーナ様が亡くなられた時に王としての決心をして指輪を嵌めるのだとばかり思っていました。
● グラディオラスルート
ノクトとグラディオラス、イグニスが別行動になってしまうシーンがあります。私がプレイした当時はノクトかグラディオ、どちらで行動するか選べました。たぶん、発売当時はグラディオルートがなかったんでしょうね。
どちらか選択後、選び直すこともできるとのことだったので私はノクトを選択。途中まで進めましたがグラディオが気になったのでグラディオを選んでみました。もう一度ノクトを選ぼうとしたら、出来なかった。つまりノクトルートからしか選び直せない。
グラディオルートプレイ後、ノクトと再開した後にノクトルートが出来るのかと思いきやそのままシナリオは進んでしまいます。ノクトルートをやりたいと思い、もう一度プレイしようとすると章の初めからやり直し。ただし追加対応されているグラディオラスルートはタイトルから選べます。最初にグラディオでプレイしたパターンは考慮されてない。これは良くないよ…。
● ノクトの10年
敵国の首都で自国から奪われたクリスタルというものにノクトが手をかざすと、ノクトが吸い込まれ、六神の一柱であるバハムートが(恐らく神様的には親切に)説明してくれています。力を得て真の王になるのだ……と言われます。いやいや意味わかんねーよ足りねーよ。
力を蓄えるため、クリスタルの中で眠ったノクトが目を覚ましたら孤島の中にいる。そこから導かれるまま移動すると見るも無残な町並み。この時点で私は泣き言を言いまくっていました。いやあのね、その場所は元々観光名所でね、綺麗な海が見えるところだったんですよ。そこがね、机とか椅子とかが倒れてて、まるでホラージャンルかよってレベルの荒廃っぷりで、服とかもその辺に散らばっているんですよ。なにこれ……??てなるでしょ。なったよ私は。
そのまま進んでいくと、知り合いに会うことが出来、様子を聞くと10年経っている。いやいやいや10年てなんだよ!!!
そしてかつての仲間に会い、自国の首都に出向き、真の王にとして敵を倒すことになります。その道中で少し会話もあるのですが、グラディオとかがね、「貫禄が出たな」的なことを言ってるんですけどね、いやプレイヤー的には一瞬だぞ??眠って目覚めて一瞬だぞ??どこに10年の月日を感じさせる成長があったんだ??と頭の中でクエスチョンマークが乱舞していました。
後述しますが、ノクト以外の人の10年ならDLCで補完出来ます。
ノクト自体の10年は簡単になら小説で補完出来ます。
● ルナフレーナ様の行動
ルナフレーナ様がどんな思いで、どんな覚悟で日々を過ごしていたのか、もっと見たい。欲張りなのはわかってるんですが、ノクトとルナフレーナ様のあんな一瞬の邂逅で満足出来るわけないだろうが!!欲しい!!フォローが欲しい!!言葉も交わしてないんだよ!!なんでこんなひどいことするんだよ!!
こちらは小説で補完できます。
● 結局敵は「何」だったのか
シガイは菌が原因と思われる、という報告資料が本編中に存在しますが、本当にそうなのか、その菌は結局どういったものなのかは私が知る限りでは言及されていません。
今作のラスボスであるアーデンはシガイの原因たる病を取り除きその身にうつすことで周りの人間から排除され、復讐を目論みました。そしていつしか不老不死になった。たぶん、アーデンの上に謎の存在(菌をもたらしたもの)がいて、それがノクトが最後に戦ったアーデンだったんだと思うんですけど、結局敵は何だったんだ…?宇宙外生命…?FF7のジェノヴァみたいな感じ…??
■ 本編以外での補完
足りなかったものは補える!こんな感じで対応されています。
● ノクトが首都を出発している間、何があったのか
前日譚の映画で補完可能です。
● ノクトの喪失感、受け入れる際の描写
アニメで補完可能です。
● ファントムソードが集まらない
残念ながら本編上で手に入るようになってないので、なんとか組み込んでほしいな~と思います。あのシーンでファントムソードを使い、歴代王の力を全部使って対抗する!という演出なのであれば、本編上で全部回収するように誘導してほしい。
● 仲間はどうしてそうなったのか
DLCエピソードグラディオラス、エピソードプロンプト、エピソードイグニスをプレイすることで補完可能です。
● ノクトがいない10年間
DLC戦友で王の剣(戦闘部隊)の人が主人公。モブキャラとしてノクトがいない10年を少しだけ補完可能です。
● ノクトの指輪
これは残念ながら対応していません。別側面での補完と言えばエピソードイグニスで存在しますが、本編上の動きの補完はないし、今後もその予定はないように思います。
● グラディオラスルート
ルートを選んで合流した後に、別ルートを再度プレイさせるか、タイトルからどちらも選択できるようにして欲しい。けど、これって私と同じ時期にプレイしないと分からない要望のはずなので、このやり辛さは気付かれない=対応されないように思います。
● ノクトの10年
小説で少しだけ補完できます。元々ゲームとして開発されてたのですが、開発中止になり、小説が販売されました。
金を払うからDLCとしてプレイさせろー!!!
● ルナフレーナ様の行動
残念ながら未対応。
~追記~
小説で補完できるようになりました。
金を払うからDLCとしてプレイさせろー!!
● 結局敵は「何」だったのか
これはいずれエピソードアーデンが出るそうなのでその中で描写されることを期待します。金は払うぞー!!
~追記~
エピソードアーデンでシガイに関してちょっとだけ補完できます。シガイじゃない敵に関してはかなり補完できます。
■ 最後に至るための最高の演出
という文句が出ておりますがあ!
最後に至るための演出が本当に最高です。ラスボスとの戦闘直前、ノクトがプロンプトに「記念に写真を1枚だけ持っていたいから、今までの写真を見せてくれ」と言います。そして今まで旅をした中で保存してきた、自分だけのアルバムをその場で見るのですが、これがもう、泣ける、というか泣いた。
初めはこんなことあったな、こういうこともあったな。この写真を持っていこうかな、でもこっちがいいかな。こっちをノクトに持たせてあげようかな。あの時はあんなに楽しかったのに、なんでこんなことになっちゃったのかな。旅の思い出が楽しければ楽しかったほど今との対比のおかげで心を抉ってくる。泣く。泣いた。
しかも写真を見ていると「こういう写真もいいかもね」「懐かしいね」みたいな感じに仲間たちが優しく言ってくる訳です。な、泣かせにくるんじゃねえよ!!こっちは既に泣いてるんだよ!!
そしてラスボス戦闘後、ノクトが光になって消え、スタッフロールが流れます。アルバムの写真が流れるので、ここでも「こんなことがあったなあ……」という涙腺刺激ポイントがある訳です。いやもう泣いてるよ。泣いてるんだよ?
しかもね、最初の「ガス欠した車を押しているシーンの台詞」が流れてくる訳ですよ。これね、たぶんノクトの走馬灯ってことだと思うんですよ。思うんだよなあ……!!やめろよどんだけ泣かすんだよ……。
そしてエンディングのスタッフロールが終わった後、ラストバトルに向かう前に最後のキャンプをしていた、という設定の映像が流れます。これも泣ける。このシーンでは表情の動きや声優さんの演技が本っっ当に良くて、躊躇や辛さ、怖さ、迷いなど、頑張って伝えようとしている表情がとても良く描写されています。「悪い、やっぱ辛えわ」と「お前らのこと好きだわ」は名言。思い出しただけでも泣ける。
その後もう一度スタッフロールが流れ、闇に覆われた世界は光が戻ったとさ、という描写がされたと思ったら、空の玉座に自分が選んだ一枚の写真。おいおいまだ泣かせる気かよ~!と思いつつもスタッフはまだ涙腺刺激ポイントを隠し持っていた。玉座にある写真をノクトが手に取り!!ルナフレーナ様と一緒に眺められている!!そして二人はキスをし!!玉座で眠り!!お二人のお姿がFF15のロゴタイトルのイラストになる!!しかもBGMでリンゴンリンゴン鳴ってる!!つまりは結婚式!!!はあああああ、もう、これはずるい……天才的……この演出考えた人天才的……。
ルナフレーナ様は亡くなっているので、ノクトも同じになったってことなのかなとか、これが夢なのかなんなのかよく分からないけど、ユーザーに一瞬の夢を見させてくれたってことなのかな。
この時の私は「ずるいよ~~~これはずるいよ~~~~」って言いながら泣きわめいていたので夢でも幻でもいいかなって思ってしまいました。本当に最高の演出だったよ……このゲームをプレイ出来て本当に良かったよ……。
■ 過去に戻ってプレイ
本編はクリアしましたが、まだやり残したことがたくさんある。色々ある。実はチャプター8くらいから「過去のルシスに戻る」というものが選択出来るようになります。チャプター9以降から「過去のオルティシエに戻る」も追加される。いや戻りたいよ。戻るよ。戻ってからもちゃんと「現在に戻る」という選択も出来ます。全部レベルとかアイテムとか維持したまま。(どういう原理なのかは突っ込むのは野暮です。平和な時間を堪能させろよお!)
やり残しとして、車は空を飛んでないし、過去に戻ったら山に擬態していた超巨大亀(アダマンタイマイ)を倒せと言われるし、討伐クエストいっぱい増えてるし、ダンジョンもクリアしてないところがあるし、レシピもまだ集めきれてないし、もう本当に色々。
本編をクリアして、クリアする前の取って置いたセーブデータで一通りプレイして、とうとう巨大亀アダマンタイマイを倒せました!!
どうよやばくない??
攻撃が当たらないせいでコイツ倒すのに30分くらいかかりましたが、かなり楽しくプレイできました。本編をクリアしても、クリアする前でも、いつでも過去に戻って平和な生活に浸ることが出来ます(この亀が出現するのが平和かどうかは置いておく)
■ 満足したか、してないか
難易度ノーマルでプレイして本編をクリアしたのはLv66で78時間。
サブクエストである討伐クエストのレベル99をクリアするまでが約90時間(うろ覚え)。この時は最終的に主人公たちのレベルもLv99まで行きました。
討伐クエストのアダマンタイマイ(山に擬態してる亀)を倒すのは本当に楽しかった!
一番最初に結論を言ったので分かりきってるかもしれませんが、何度でも言います。文句や不満を言いたいところもある。あるが、物凄く楽しめた!満足した!!楽しかった!!このゲームをプレイして良かった!!
ただやり残しはいくつかあります。隠しダンジョンには車が着陸できないので行けてないし、各ダンジョンの更に奥にある隠し扉の先のダンジョンにもクエストが発生しなくて行けてないし、Lv85くらいの迫ってくる壁のモンスターも時間制限があって難しくて倒せてないし、負傷者や車の故障クエストもやりきっていません。
でも、たくさんの満足を得られたのでクリア出来たって言っちゃいます。満足して最後までクリア出来ました!
■ まだまだ続くFF15
先日ロイヤルエディションの発売が発表されました。これは本編+シーズンパス(エピソードグラディオラス、プロンプト、イグニス、戦友等のDLC)+新たなロイヤルパック付のFF15ということだそうです。これからプレイする人も楽しめる!やったね!!
そして2017年12月に発表されたエピソードアーデン。更に無料で配信している期間限定DLC。この期間限定DLCは無料でいいのかと言うレベル。
やることがまだまだいっぱいある!まだまだ続く!!スタッフはファンに対して財源を見出してくれている!!ファンがまだ金を払えると認識してくれている!!やったーーありがとう!!更に言うなら私がプレイするまでにFF15に金を払ってきた人、ありがとう!!そのお陰で今私は幸せです!!私も金を払うから面白いものを作ってくれー!!
これからもまだまだ続くFF15の「旅」を、大事にゆっくりと歩んでいこうと思います!
■ やっぱりもう一回!
感想を切りよく終わらせたところで書いちゃいますが、私にはどうしても言っておきたいことがある!!
FF15には期間限定DLC「モグチョコカーニバル」が配信されていました。私がプレイする前に終了していたDLCです。私がプレイする前に……!!
また、FF15には「プラチナデモ」というFF15の体験版が配信されていました。これはただの体験版ではありません。ノクトの幼少時代で夢を見ている、という設定からFF15の世界を体験出来るもなのです。……たぶん。プレイしてないから本当のところはわかんないよ!!!!
これも私がプレイする前に終了していたものです。いや通常の体験版なら別にいいんだけどね?こういうのはね?やりたくなるんでね??
実際プレイしていないものなので感想を書くのも若干おこがましいのですが、それでもプレイしたかった!堪能したかった!!ワンチャンお願いしますよ公式様~!!金は払うよ!!
■ FF15の他の感想
・ゲーム「FINAL FANTASY XV」感想
・ゲーム「FFXV 期間限定DLC ASSASSIN'S FESTIVAL」感想
・ゲーム「FFXV エピソードグラディオラス」感想
・ゲーム「FFXV エピソードプロンプト」感想
・ゲーム「FFXV オンライン拡張パック:戦友」感想
・ゲーム「FFXV エピソードイグニス」感想
■ ついでにプロンプトの写真を見ていけ
私がプレイした世界のプロンプトの写真たち。最初はスクリーンショットを駆使して無理やり4枚アップしたやつ。その後は面倒になって一枚ずつ。
まだまだ他にも写真があるんだけど枚数がありすぎて上げるの面倒くさい。写真を一気にどこかにアップもしくは保存するシステム作ってくれ~~!!
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