サーカス「シルク・ドゥ・ソレイユTOTEM」感想
■ シルク・ドゥ・ソレイユとは
シルク・ドゥ・ソレイユって全く知らなかったのですが、少し調べたらサーカスっぽい?いや雑技団なのか?でもストーリーがある?と結局よくわからないまま観劇しました。
一通りみると、ストーリー性(テーマ性)のあるサーカスって感じでした。テーマに沿って演目毎に異なるストーリーを見せる、と言えば良いでしょうか。ストーリーと言っても演者が喋るわけではなく、体や衣装や演出で表現されています。
■ 会場と上演時間
2016年6月17日 19時回を知り合いに誘われて観に行きました。観劇は大体1時間くらいで終わります。会場の雰囲気も椅子や舞台もまさにサーカスって感じです。
東京公演を観に行ったので、この時はお台場に会場が設営されていました。
■ テーマは「人類の進化」
今回のテーマは「人類の進化」。
なるほど、たしかに最初の演目では山のような盛り上がりから赤い光(恐らく火?)がゆらゆらと噴き出し、それに合わせて人が飛んだり跳ねたり。そして天井からすごそうな光の玉(ミラーボール衣装の人)が出てきて赤い光は収縮し、周りにいた人達も小さくなって演目終了、といった感じでした。
字面に起こすとよくわからなくなってしまいますが、恐らく火山噴火→隕石到来→世界は沈黙する、みたいな感じだったのかな~と思われます。
それ以外にも色々なストーリーがありました。でも正直全く意味のわからない(何を伝えたかったかわからない)演目もありました。それに関しては純粋にサーカスとして楽しみましたが。この、受け手側に全てを委ねる姿勢嫌いじゃない!わからないことが多かったけど!
印象深い演目は、何らかの部族の女性が別の部族の男性に差し出され(白い衣装に身を包んでたので恐らく結婚?)、二人は少しずつ近寄って手を取り合い、くるくる踊って最後には抱きしめ合うって演目です。うわ~ロマンチック~!!!ロマンチックなんだけど、ローラースケートでくるくる踊るしまるでフィギュアスケートみたいに体ぐねぐね曲がるし、す、すごい!体で会話してる感すごい!技術の殴り合いしてる感すごい……!!
他にも海辺にナンパしにきた人たちが見栄を張り合ってサーカス対決してたり、科学者達が若返り出来る機械を作って実験してたり、川辺にいるおじさんがフライパンやら雑貨品を使って遊んでたり、「人類の進化」ってなんだっけ……って思う演目満載です。意味がわからない演目も満載です。いや面白かったですけどね!
ちなみに、ブランコや一輪車などのサーカスの王道演目は押さえていますが、動物はいませんでした。あくまで人の演技です。
■ まとめ
サーカスが好きな方だったら楽しいと思います。サーカスにあまり興味がなくても結構楽しめました。でも結構お高めなので、気軽に楽しみたい方は注意が必要です。