映画「ムカデ人間」感想
時間:1時間28分
ジャンル:ホラー
視聴媒体:U-NEXT
あらすじ
ネタバレあり感想
人間の口と肛門をくっつけて排泄物を食べるムカデ人間を作ってみたい!という人間怖い系ホラー。恐らくこの狂人は自分が想像した生き物を作ってペットにしたかったんじゃないかな。犬で実験した後に頑丈そうな人間でやってみたかったのかな……。
手術シーンは結構グロいですし、ムカデ人間の考え方はめちゃくちゃ気持ち悪いのでおすすめはできない作品です。
本作の面白いところはあらすじにある女性二人ではなく、ムカデ人間の先頭役を務めた日本人男性(ヤカラ風味)です。彼はかたくなに英語を話さず、「おまえ誰や!ぶちころすぞ!」「1回くらい日本語で喋れやコラ!」「誰かー!助けてくれー!」等、色々わめいてくれます。それが日本人の私にとってはものすごく面白い。
そして最後に「自分はクズで虫けらだけど人間だ(要約)」と宣言して自殺するのも良かった。この作品の見どころはこの日本人と狂人で作られていると思います。
最後は家宅捜索しにきた警察を巻き添えにして狂人は死にますが、気持ちの良い終わりではなく、後味の悪い終わりなので、嫌なじっとりした結末がお好みの方には刺さるかもしれません。私は結構楽しめました!