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【海外ワーケーション】タイ・ベトナム海外ワーケーション事後報告【私の働き方実験】

こんにちは。声優とライターをしている、葉月へちまです。

この記事では、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第3期研究員の指定企画「【海外ワーケーション】海外で働く・学ぶ・遊ぶを通じて人生観や価値観に変化は起きるか?」の活動報告を、研究課題として運営に用意いただいた質問等「海外ワーケーションログ・ジャーナリング」をもとに執筆しています。

ワーケーション実施前に行った事前調査は、下記をご参照ください。


出発前のジャーナリング

手配時(2023/06/22)

6/13に航空券手配・6/19宿を予約。
アユタヤ観光についてスケジュールを組んでいて、じっくり見られない可能性があるため、アユタヤで一泊、バンコクで一泊することにしました。

日にちが迫ってきて不安があります。何事もなく無事に、楽しめたら良いなと思っています。

自己内省・今の気持ち

事前に行った準備に関しては、別途ブログにまとめているため、これからタイ・ベトナムに行かれる方や、海外旅行がはじめての方はご参照ください。

出発前日 (2023/06/26)

忘れ物がないか、とにかく不安でした。英語圏以外に一人で行くのは初めてなので、トラブルがないことを祈るばかり。

急遽渡航を決めたので、不安とわくわくがないまぜな気持ちです。

自己内省・今の気持ち

海外ワーケーションでやってみたいこと

【ワーク編】
観光記事など、海外ならではの仕事を請け負ってみたいです。

【バケーション編】
はじめての東南アジアなので、歴史と文化に触れられる旅がしたいです。

【その他】
とにかく安全に、何事もなく楽しめたらと思います。

【ワーケーションの予定】
6/27アユタヤで一泊、6/28バンコク、6/29-6/30ダナン、7/1ハノイを観光後に帰国します。

あなたが海外ワーケーションに行く理由はなんですか?

海外でしかできない経験をするため。

どのような人生観・価値観の変化が訪れると思いますか?どのように変化したいと思いますか?

度胸がついたら良いなと思います。恐れずになんでも挑戦できるようになりたいです。

到着後のジャーナリング

アユタヤ

2023/06/27

事前に調べていたおかげで、スワンナプーム国際空港からバーンスー駅までの乗り換えはスムーズでした。

しかし事前調べの国鉄乗り換え時間が10分しかなく、場所もわかりづらく……結局1本逃してしまいました。次が1時間後で、到着が18時過ぎということで渡し舟が終わってしまったので駅からGrabでホテルへ。
はじめてのGrab使用でしたが、スムーズに乗ることができてほっとしました。

荷物を置いた後、ライトアップを見るのと食事のために外へ。タイ料理の店と地図に載ってましたが、どうやらレストランは2階だったようで、1階はカフェ(しかもケーキやソイジョイなどのスイーツ系しかない)。間違えて入ったと言って断ることもできず、そのままカフェで食事しました。

その後、ホテル近くのワットラーチャブラナとワットマハタ―トのライトアップを見学しました。中に入ることはできませんでしたが、とてもきれいでした!

ただ、遺跡の周りにいる野犬が吠えてきたのは、結構怖かったです。

国鉄の場所がわからなかったときはめちゃくちゃ焦りました。このままアユタヤにたどり着けなかったら今日の宿どうしようというのがひたすらに不安でしたね。(「【スワンナプーム空港から列車でアユタヤへ】ART・MRT・BTS・国鉄の乗り方」まとめました)

でも窓から見える景色が日本とちがって、海外にやってきたんだなあという感覚がじわじわと湧いてきて、だんだん不安よりわくわくが勝っていきました。

次に困ったのが、渡し舟が終了していた時。Grabを使用するのが不安だったので、交通が発展しているタイ滞在中はできるだけ使用しないようにしようと思っていたのですが、日も暮れてきたので仕方なくGrabを利用。結果的には正解でした。アプリ上で行き先を指定できるしお会計も完了するので、安心して使えました。

夕食の場所として、レストランではなくカフェに入ってしまったときも焦りましたね。20時まで開いている近くの店を探して入ったのですが、まさかのケーキ等の軽食メニューしかなく。でも駅のチケット購入時以外で初めて現地の施設を利用したので、ここの店員さんとのやりとりで改めて、言葉の通じない国に来たのだということを実感しました。

なんとかお腹を満たすことができて、そのままライトアップを見学。とても綺麗で最高でした。(吠える野犬は怖かったですが)

ライトアップを見るために、アユタヤ泊を決定したので、見られて本当に良かったです!

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
はじめてのひとり海外旅行ですが、思い切って飛び出してみたことで度胸がついたような気がします。
行くまではあらゆることが不安でしたが、行ってみたら案外なんとかなるもんだなあ、という気持ちになりました。

海外ワーケーション目的地に到着。今の気持ちを一言

鈍行乗り継ぎという手段をとったため、無事にたどり着けるかどうかがひたすら不安でした。ホテルにたどりつくことができただけで心底安心しました。

2023/06/28(アユタヤ滞在中)

朝、アユタヤの遺跡を見学しました。
ワットラーチャブラナ、ワットマハタ―ト、ワットプラシーサンペット、ワットモンコンボピット、ワットプララーム。
歴史公園を通って、徒歩でみられる範囲の遺跡はひと通りまわることができました。

バンコク

2023/06/28

アユタヤからバンコクへ移動して、コワーキングスペース「SAMYAN CO-OP」で仕事をしました。
時差が2時間あるので、日本時間19時まで働いてもまだ17時。
一日の体感時間が長くて、海外ワーケーションの良さを実感しました。

仕事終わり、PMのアヤトさんと娘さんと一緒に食堂「イムちゃん」へ。
日本でもタイ料理をあまり食べてこなかったため、アヤトさんお任せでいろいろ注文いただきました。
タイ料理を食べなれていない私でもどれも食べやすく、とても美味しかったです!

アヤトさんと別れたあと、紹介いただいたマッサージ屋さんへ行きました。
タイ古式マッサージ屋さんは痛いイメージがあったのですが、日本語の問診票で希望を出すことができ、「弱めに」とお願いしたため、とても気持ちよかったです(とはいえ、時々「あ…!」ってなってさらに弱めてもらう場面があったので、私のように慣れてない人は「弱め」が無難だと思います)

バンコクの鉄道にも乗り慣れて、行き先を間違えることもなく、安心して旅することができるようになりました。仕事終わりに行こうと思ったワットプラナームの開館時間に間に合わなかったことだけが残念でしたね。
アヤトさんに会えた安心感も大きかったです。
いざとなれば滞在中にPM助けてもらえる!と思えたから、思い切ってあちこち自由にまわることができたのだと思います。

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
サムヤーン駅のコワーキングスペースを使ってみました。
私が行ったときはWiFiが使えなくて、それだけが残念でしたが、無料でコンセントを使用することができて、ありがたかったです。
またアユタヤのカフェでもWifiを借りましたが、バンコクは働きやすい環境だとわかり、海外ワーケーションの可能性を感じました。

海外で仕事をした感想を教えてください

バンコク(ダナンも)が発展しているというのもありますが、街中でパソコンを出して作業をしていても特に目立つことはなく。
ネット環境も整っているので、日本と変わらずに作業することができました。

2023/06/29(バンコク滞在中)

バンコク市内を観光しました。
ペッチャブリー駅のコインロッカーに荷物を預けて、三大寺院とシリラート医学博物館、ワットプラナームを見学しました。

飛行機の時間に間に合うかが不安でしたが、シリラート⇒プラナーム間をGrabに切り替えたことで、無事に見学したいと思っていた箇所をすべて回ることができました。

ペッチャブリー駅でコインロッカーを使用したのですが、使い方がいまいちわからず。50バーツ札が入れられなかったり。かと思えば突然お札が吸い込まれたり。
荷物を預けるタイミングもわかりづらくて、荷物を入れたはいい物の「本当にちゃんと取り出せるんだろうか?」と不安なまま観光にでかけました。無事に取り出せて本当によかったです。(「バンコクのコインロッカーの使い方」をまとめました)

自己内省・今の気持ち

ダナン

2023/06/29(ダナン滞在中)

15:50スワンナプーム国際空港⇒17:30ダナン国際空港へ。
空港からGrabでホステルへ向かい、荷物を置いたあと、「Craft Beer - East West Brewing Co. - Da Nang」で、サポーターのUCさんとお食事しました!ミーケービーチ目の前のお店で、夜の海を眺めながらお酒が飲めて最高でした!

バンコクからダナンの他国間の移動が不安でしたが、旅程表を作成していたおかげで、スムーズに移動することができました。
Grabもバンコクですでに使用していたため、大きな戸惑いもなく使うことができました。
ダナンのホステルではフィリピンで英語を教えている女性が同室でした。聞き取りやすい英語でお話ししてくれましたし、私の拙い英語にも熱心に耳を傾けてくれる方だったおかげで、思いがけず観光の話で盛り上がり、とても楽しかったです。

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
言葉も文化もちがう別の国、タイからベトナムへという移動がありましたが、だいぶ度胸がついてきていたため、ふつうに楽しむことができました。
タイもベトナムも信号がない場所が多くて怖かったのですが、UCさんに道路の渡り方を教えてもらいました。

  1. 現地の人がいたら、その人について一緒に渡る

  2. 車は基本止まらないので、小回りのきくバイクがきたらアイコンタクトを駆使して渡る

  3. 走らない。向こうはこちらの歩くスピードに合わせてじわじわ進んでくるので(完全には止まらない)こちらも急にスピードを変えないようにする

また東南アジアに行く時は心がけたいと思います。

2023/06/30(ダナン半日ツアー)

午前中は「Danang Holic」のガイド・ウエンさん、カメラマンのユンさんと一緒に五行山、愛の桟橋・ドラゴン橋・ハン市場を見学しました。

その後、Tau Hu Xe Lam(タウフーシェラム)でタウフーを食べて休憩した後、Bep Cuon Da Nang(ベップクオンダナン)でUCさんと一緒にベトナムの中部料理を堪能しました。

午前中はウエンさんたちのおかげでなんの不安もなく観光できました。
途中、五行山で買ったコーラが、2万ドンと書かれた値札の下に小さく「冷たい飲み物はプラス5000ドンです」と書かれていて、結果2万5千ドン支払うことに。ウエンさんに「こういうぼったくりがあるので気を付けて!」と教えてもらって、勉強になりました。

自己内省・今の気持ち

「ダナン半日ツアーが興味ある!」という方は、ぜひ、「Danang Holic」をチェックしてみてください!

新しい発見や気づきはありましたか?

東南アジアが初めてだったので、衛生状況や治安など不安が多々ありましたが、まったく問題なく。
食事に関しても食わず嫌いが多いため、今までエスニック系の料理は敬遠していたのですが、紹介していただいた料理がどれも本当に美味しくて。
これからは積極的にタイ料理もベトナム料理も食べたい!と思えたのが大きな変化です。

2023/06/30(ダナン個人ツアー)

昼食後、Grabを呼んでミーソン遺跡へ。
Grabの運転手のお兄さんが遺跡に着いたあと、「ダナンに帰る?」と聞いてきたので、「ダナンには帰らず、ホイアンに行きたいです」と伝えたところ、ミーソン観光終わりまでの2時間程待っていてくれました。
ミーソン遺跡では、チャム族のダンスショーを見学。遺跡に囲まれた空間で、伝統的なダンスを鑑賞できて、とても楽しかったです。

そのままGrabのお兄さんにホイアンへ連れて行ってもらったところで、「ホイアンからダナンに帰る?」と聞かれたので、「はい、ドラゴン橋のショーが見たいです」と伝えたら、またホイアン観光終わりの2時間程待ってもらえることに。

ホイアン旧市街では「日本文化の家」や「クアンタンの家」の家を見学。日本とベトナムの朱印船貿易時代の繋がりを知ることができましたし、なにより日が暮れたあとのランタンが綺麗でした!
灯籠流しも楽しかったです。

WhiteRoseRestaurantでホイアンの伝統料理揚ワンタンを食べた後、Grabのお兄さんにドラゴン橋に送ってもらいました。
ドラゴン橋のショーは10分程だったのですが、橋のドラゴンの口から火と水が噴き出してとても楽しかったです。

ショーのあとナイトマーケットを見学し、お兄さんにホテルまで送迎してもらいました。思いがけず、Grabチャーターのプライベートツアーになりました。

一人で回るのが不安だったのですが、本当にありがたいことに最初にきてくれたGrabの運転手がめちゃくちゃ良い人で(お互い英語が喋れないため、無言でしたけど、おかげでストレスなく移動できました)全部の観光地へ連れて行ってくれて、予定通りに観光することができました。
ドラゴン橋のショーの前にお水のペットボトルをくれて、「知らない人からの、しかも海外での飲み物は危ないよなあ…」と一応の警戒をもってホテルに帰ってから飲んでみたのですが、全然ふつうにおいしいお水でした。良い出会いに恵まれて本当に良かったです。

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
Grabのお兄さんと翻訳アプリでずっと会話をしていたため、英語がもっと喋れたらなあという気持ちと、英語がなくてもコミュニケーションは取れるんだよなあという気持ちがないまぜになった興味深い一日でした。

ダナン観光の様子は、さらに「Danang Holic」に記事を掲載いただく予定です!

印象に残った出来事やエピソードはありましたか?

やはりGrabのお兄さんに半日付き合ってもらったことですね。
ミーソン遺跡でも取材用の写真を撮ろうととふらふらしていたら、「入口はこっちだよ!閉園まで時間がないから急ぎな!」的なことをベトナム語で話しかけられたり(実際最後のチャム族のショーの観覧がギリギリだったので助かりました)「ドラゴン橋のショーがみたいんだよね」と伝えたら、「時間ギリギリじゃん!急がないと!」的なことをベトナム語で言われて(実際、渋滞のことなどなにも考えないタイトなスケジュールだった)間に合うように連れて行ってもらったり。本当にお世話になりました。とても良い出会いでした。

youtube動画に入れきれなかったエピソードはラジオでお話してます。

ハノイ

朝の便でハノイへ向かいました。荷物を空港に預けて、Grabで市内へ。

まずタンロン遺跡を見学しました。遺跡自体も見ごたえあったのですが、特にベトナム戦争時代にソ連の支援でつくられた総司令部D67が見学できたのが嬉しかったです。

その後、興味がわいたので歩いてホーチミン廟へ。博物館でベトナム戦争史を学ぶことができました。

そのままGrabでホアロー収容所へ。ここは詳しく知りたかったので、日本語のイヤホンガイド(10万ドン)を借りることに。細部まで見学できてとても充実した観光となりました!

ハノイはダナンより治安が悪いと聞いていたので、少し不安だったのですがGrabの運転の方がどの人も親切で、安心して観光することができました。
しいていえば、ダナンのホテルから空港まで運んでくれた人に「空港入場料分のチップをくれ」と請求されて、断り切れずに払ったことぐらいですかね…まあ難しい。Grabのおかげでぼったくりタクシーに合わなかっただけマシだったと思います。

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
行く前は、一人旅への不安から、「4泊って長いかも…」とか、「2か国どっちもまわるのは無茶しすぎかも…」と思っていましたが、過ぎてみればあっという間でした。

タイでもベトナムでもお礼だけはその国の言葉で伝えるように心がけていたのですが、ホアロー収容所からノイバイ空港へ送ってくれた運転手さんに「シンカムオン」と伝えたところ、日本語で「ありがとうございました」と返してもらって、海外ならではのコミュニケーションを取ることができ、改めてワーケーションを実施して良かったと思いました。

短い時間でしたが、成長に繋がったと思います。

youtube動画に入れきれなかったエピソードはラジオでお話してます。

帰国日のジャーナリング

7/1の深夜便で出発し、7/2の朝8時に成田に着きました。あっという間の1週間でした。

心から海外ワーケーションを実施してよかったと思いました!

自己内省・今の気持ち

【変化(内面・キャリア・プライベート)】
海外へ行くことへの抵抗感はまったくなくなりました。
バンコク・ダナンの治安が良かったというのは大きいと思いますが、これからは今まで以上にフットワーク軽く動けるんだろうなと感じました。

出発前と変化はありましたか?

【人生観(自身の生き方や今後の人生の軸となるもの)】
「挑戦はできるときにしたほうが良いし、決断したらすぐ実行したほうが良い」と、今回のワーケーションで強く感じました。

【キャリア観(自身の働き方、今後のキャリアの展望など)】
場所にとらわれずに、どこでも働くことってできるんだなと改めて感じましたし、観光地の取材はやっぱり楽しいです。今後もっと本格的に海外で働くことを視野に入れていきたいと思いました。

【価値観(ものごとの見方や大切にしていきたい価値)】
先入観は誰にでも絶対にあって、それは仕方ないことだと思います。
しかし実際に行って、見たり聞いたり話したり、そういう体験の中で偏見や誤解は確実になくなっていくんだろうなと感じました。

海外ワーケーション前後で幸福度に変化はありましたか?

もともと旅行が好きですし、幸福度は高いほうなのでこの点に大きな変化はありませんでした。
しかし今回のワーケーションは大きなトラブルもなく全力で楽しめて、とても幸せな経験となりました。

また海外ワーケーションしたいと思いますか?

したいですね。こういう機会がなければタイもベトナムも行かなかったと思うので、もっといろいろなきっかけがあったらいいなと思います。

次の海外ワーケーションを妄想してみてください(場所・期間・季節・メンバー・予定)

10月に行くつもりだったニューヨークの予定がなくなってしまったので、直近の計画はありません。
でもいつか欧米に行きたいですね。一人でも良いですし、ワーケーションの研究員メンバーとも。
これからも積極的に旅をしていこうと思います。

以上、「タイ・ベトナム海外ワーケーション」の事後報告でした!

youtubeには今後も旅行VLOGをアップしていきますので、よかったらチャンネル登録いただけると嬉しいです!

これからも3期の研究は続きますので、引き続きよろしくお願いします🐹


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