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今年読んでよかった本ベスト3
さすがに1冊に絞れませんでした(笑)
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宙わたる教室
これは以前にnoteでもご紹介しましたが、とても良かったです。
あらすじ
第70回青少年読書感想文全国コンクール課題図書&NHK「ドラマ10」決定!
東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。
負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。
「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、学会で発表することを目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。
『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、今年一番熱い青春科学小説!
おすすめポイント
年齢も経歴も違う定時制の生徒達による衝突、それによって起きる変化が魅力です。
世間のいう当たり前に生きていたら出会えない人と出会い、一つの目標に向かって奮闘する姿は胸熱でした。
17歳のビオトープ
あらすじ
ドラマ化も話題となった大ヒット作『さよならの向う側』の著者が贈る、最新作!
「――あなたの“居場所”はどこにありますか。」
謎多き校務員と悩みを抱える4人の高校生が織りなす、青春ヒューマン物語。
舞台は高校。
恋愛、ガチャ、SNS……現代特有の悩みを抱える高校生たちを、校務員・平人生(通称:人生先生)が導いていく。
「誰にでもビオトープ(居場所)があるということを分かっていてほしい」という著者の想いが詰まった、青春物語。
第1章 恋と愛のちがい
第2章 運とかガチャとか
第3章 不幸せになる方法
第4章 生きる意味って
エピローグ 人生のビオトープ
おすすめポイント
主人公の高校生たちが、校務員の人生先生に相談し、自身の行動や気づきによって道を切り開いていく姿が素敵でした。
連作短編集なので非常に読みやすいです。
地雷グリコ
あらすじ
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。
勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
おすすめポイント
私が小さい頃から親しんできた古典的ゲームと言われるゲームに、独自のルールを加えてなされる頭脳戦。
戦うのは主に高校生なのに、頭の回転の速いこと!
繰り広げられる駆け引きや言葉のやりとりが面白く、映像化してほしいと思いました。
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