【本好きの聖地で働く】学校司書として研修·研究大会に参加した旅
私は高校の学校司書として、研修·研究大会に参加したことがあります。
3年目の新人は依頼されることが多いみたいで…たまたまその年が私しかいなかったので、お願いされました。
研修·研究大会
私が参加する予定の大会は、小・中学校が中心だったので、高校図書館はなんだか部外者感があって苦手でした。
準備
図書館関係者しか参加しないとはいえ、その学校の名前で参加するのですから、原稿の準備や管理職への原稿の確認をお願いしなければなりません。
まずは発表するための材料集め、
集めた材料を原稿にまとめて読みやすいように原稿を書く。
簡単なようでいて、意外と難しい…。
原稿書いて…
原稿書いては管理職に提出。修正されてまた書いて…。の繰り返しの日々。
こういうものは、一度原稿を書いて修正が入って、そこを修正したら終わり!と思っていたのですが…そんなことはありません(笑)
一度書き換えた部分をまた別の表現に書き換えたり、加筆修正したりするんですよ。
県外への参加
県内での研究大会への参加だけだと思っていたのに、県外への参加もなぜか決まっていました。
県外への参加…ちょっと面倒だなと思っていました。
旅行準備
さてさて隣の県とはいえ、旅行準備をしなければいけません。
ホテルの手配、高速バスの予約、原稿やデータの準備…。
意外と準備物が多くてビックリしました。
いざ旅行!
自分の着替えや貴重品、それから何かあったときのためのパソコンを持って、いざ出張旅行へ!
荷物が増えましたが、もしパソコンが使えなかったら…と考えると不安だったので自分のノートパソコンも持っていきました。
研究大会での発表は滞りなく(?)終わりました。
というのも、学校図書館にマンガがあることに苦言を呈した質問があり、「あぁ、まだマンガに対して偏見があるのだなー」と思ったのです。
地獄の帰宅
夏休み中での参加だったこともあり、高速バスでそのまま実家へ帰省しようと思っていました。
最初は大丈夫だったんです。
しかし…
発表で緊張していたのか、荷物が多すぎて肩が凝っていたのか、久しぶりにバス酔いしてしまったのです。
強い吐き気と絶え間ない頭痛が襲ってきました。
実家に帰るまで3時間以上バスに揺られ、その後電車に乗らなければなりません。
地獄すぎる。
休憩になると慌ててバスを降りて、リバース。
これは絶対に無理だと思い、休憩のときに母に連絡をして最寄り駅まで迎えをお願いしました。
ある意味、忘れられない旅になった
母に迎えに来てもらい、車で死んだように寝ていると、どうにか吐き気や頭痛が治まってきました。
初めての研究大会での発表は、どうにか満足いくものでした。
他県の学校図書館での試みも面白く、面白い出張旅行になりました。
ただ、それ以上に帰りのバス酔いによって、この旅は忘れられないものになりました。
自分が予想以上に緊張しがちな性格だということを知り、そして母の優しさにも触れました。
あの日の旅行があったから、人前で発表するときに入念に準備するようになりました。
それに、母に対する想いも変わりました。