文【終止符を】詩
すべてをぶち壊して、沈みたい
沈みたい
光も音も届かない奥底まで、深く
深く埋もれたい
でも容赦なく太陽は私を照らし、輝く
憎たらしいほどに輝く
大好きなあなたの笑顔も
引っかいてやりたいほどに
すべてをぶち壊したい
たまに
ふとした瞬間に
世界の恨み辛みが
私の中に入り込んだんじゃないかと
錯覚し
終止符を打とう
そう考えないと生きていけないくらい
苦しい時間がある
たまにじゃないかもしれない
毎日かもしれない
でも結局
それを救うのは
紛れもなく自分自身で
他人の言葉を救いだと感じた
まだ綺麗な部分が残っている
私の心で
何をするかも
どう感じるかも
何に悩むかも
どれを食べるかも
何を話すかも
誰と会話をするのかも
すべて、すべて
自分が選びとったもの
そう簡単にはぶち壊せない
私の大切な世界
私の大切な物語
ハンマーで叩き割りたいときも
火にくべたいときもあるけれど
何処まで行けるか分からない
あなたも隣にいないかもしれない
ハッピーエンドの要素が足りなさ過ぎて
バッドエンドになるかもしれない
そんな人生という爆弾と
すべてをぶち壊したい衝動を抱えて
今日も私は生きている
しぶとく、しぶとく生きている
このボロボロな身体は
一体どこまで生きるんだろうか
沈みたい
深く
憎たらしい
輝き
引っかいて
入り込んで
それでも死ぬことは許されない
私の大切な世界
私の大切な物語
終止符を打つのは
まだまだ先みたいだ
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