詩【強欲】
選べない
選べない
私には選べない
この優柔不断で
人を傷つけたとしても
選べない
選べない
私には選べない
二手に分かれた道の前で
立ち止まるしか出来ない
誰かに背中を押されて
その先が崖だとしても
選べない
選べない
私には選べない
自分自身の自信の無さに
呆れてまた立ち止まる
優柔不断だけ落ちてしまえば良いのに
吐き出す弱音は一人前
踏み出す一歩は半人前
二頭追っては一頭も得ず
不甲斐ない両手が空振りする
それでも私は選べない
だって両方
欲しいんだもの
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