話したいスイッチを押した瞬間
わたしは話をするのが好きです。日頃からコミュニケーションを楽しんでいます。
たわいのない内容や趣味や好きな話題などを話すことはもちろん好きです。
それよりも話す相手の反応を見ているのが好きなんです。
だからといって意地悪そうに「緊張している」「興奮している」など相手の反応を見て、ニヤついているわけではありません。
相手の「話したいスイッチ」を押せた瞬間が好きなんです。
このスイッチが押されると、自然な話し方、その人らしい話し方になり、話す速度早くなり、声量が大きくなり、こちらが質問しなくても自分からプライベートなことまで次々と口から出てきます。
普段口数が少ない人もどんな口ベタな人も、このスイッチが入ると別人のように喋り出します。
初対面からこのスイッチを押せることはほとんどありません。
わたし程度の会話レベルでは、さすがに慣れていない人とそこまで話を盛り上げられませんからね。
初対面でも「次も話したいな」と思う気持ちは生まれます。そして何回か会ってコミュニケーションを続けるうちに、徐々にお互いのことを理解していきます。
自分の中でも、相手の中でも、少しずつ変化していく過程がまた楽しかったりします。
話したいスイッチを押すには、どれだけありのままの自分を相手に見せられるかだと思います。
敵視してくる相手とは仲良くなりにくいじゃないですか。
相手の心が閉ざされたままでは、いくらこちらの気持ちを伝え続けても、心の壁によって気持ちは弾かれて届いていきません。
伝えたい気持ちが届かないのは淋しいものです。
相手が心を開く前に自分が心を開いているか、相手を受け入れる準備が出来ているかを教えてあげます。
心を開くこと = 信頼 の表現です。
相手の話したいスイッチを押すのは信頼を待ってからです。
話したいスイッチが入ると、素の状態で自然に言葉を発していきます。自然過ぎてちょっと汚ない言葉になったりもします。
そこまで自然体で話してくれるのがいいではないですか。
言葉はあくまで表現ですから、ちょっと言葉遣いが悪くてもその言葉に込められた思いが清ければ問題ではないと思います。
むしろ自然体の言葉で、自分をさらけ出してくれたほうが信頼されていると感じられます。
わたしだって完璧な人ではありません。ズルいことも悪いことも考えます。間違いも犯すし、嘘もつきます。
完璧な人なんていません。完璧じゃないほうが、むしろ人間味があると思います。
こちらが押そうとしなくても、相手が自ら話したいスイッチを押したくなる。そんな自由に表現して好きなように喋れる空間を、自分が作れていると感じられることが話好きな理由だと思います。
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わたしはこんな人です(*'ω'*)
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