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割と底辺の僕が社会人になってそこそこ食えるようになった話

自己紹介

どーも、はじまるです。

今回は割と底辺の僕が、
社会人になってそこそこ食っていけるようになった話をします。

食っていけるようだと少し抽象的すぎるので、
簡単に説明すると同年代の年収の中央値は超えれるようになりました。
(ちなみに平均年収も超えていました。)

日本人の年齢別平均年収が気になる方は↓でご確認ください。
https://heikinnenshu.jp/age/

そんな僕の経歴はというと・・・
学歴→ある県のFラン大学卒業
会社→ある県の中小企業

おぉ、絵に書いたような底辺ですね笑

こんな感じの僕ですが、
こんな感じの僕だからこそ伝えられることもあるのかな?って思います。

無能なりに人生で気づいたことを紹介させていただきます。

人生の転機

僕は3歳か4歳に既に人見知りをしていたのを記憶しています。
特に大人の男性に苦手意識が強かったように思います。

小、中学校では友人と呼べる人は、
片手に収まりきるくらいの人数しかいませんでした。

そして高校生になってですが、
1年生の夏休み以前は友人は0人、
夏休み以降はほぼクラスの全員が友人という違いがでてきます。

このタイミングがあることの大切さに気づくきっかけとなりました。

では夏休みに僕に何が起こったかというと・・・
髪の毛をオレンジ色に染めました笑

たったそれだけ?と思われると思います。
だけどこれが大事なことだったんです。

夏休み明けヤンキーに髪の毛をいじられるイベントが発生しました。
よくある絡みですが『お前高校デビューかよ笑』ってツッコまれたんです。

これがきっかけで友人が爆発的に増えました。

僕のクラスのグループは下記の状態でした。
ヤンキー:2割
その他:8割

それまでは誰にも見向きもされない僕が、
人数は少ないが良くも悪くも影響力のあるヤンキーと仲良くなったことで、
その他8割の人たちも話かけてくれるようになるきっかけとなったのです。

ヤンキーが絡んできた理由は、
僕の見た目がどことなくクラスの2割側っぽくなったってことなんだと思います。

社会経験の練習

僕は大学を卒業して就職するまでにいくつかのアルバイトを経験してきました。

具体的には以下のようなアルバイトです。
スーパーのレジ:時給1050円
寿司屋:時給1100円
居酒屋:時給1450円
ガテン系:日当10500円

ちなみこれ地方での金額です。
まぁまぁ高くないですか?

割と時給を上げてもらえることが多かったのですが、
各バイト先で君は〇〇だから時給あげたよ~って言われた内容を紹介します。

スーパーのレジ:君は若いし元気があるから時給あげたよ~
寿司屋:君は寿司を握るスピードが早いから時給あげたよ~
居酒屋:君はお客さんから人気があるから時給あげたよ~
ガテン系:君は仲が良いから時給あげたよ~

どうでしょう・・・誰が見たって大した理由じゃないですよね笑

各項目をちょっと掘り下げます。
スーパーのレジ:君は若いし元気があるから時給あげたよ~
⇒同僚のアルバイトはおばさんが多かった。

寿司屋:君は寿司を握るスピードが早いから時給あげたよ~
⇒同僚のアルバイトは寿司を握るのが遅かった。

居酒屋:君はお客さんから人気があるから時給あげたよ~
⇒仕事中よくお客さんと世間話をしていた。

ガテン系:君は仲が良いから時給あげたよ~
⇒上司と一緒にタバコ吸う人が居なかった。

改めてたったそれだけ?ってことばかりですね。

意味のない就職活動

僕が通っていた大学は文系の学校でした。

Fラン大学かつ特色のある学科ではなかったため、
就職活動はなんとなく営業職を中心に受けていました。
(正直営業なら受かるかなっていう甘い考えです笑)

結果はボロボロで、受けた会社のほとんどで落ちました。

そりゃそーです。
頭が悪くて人と話しができる奴なんて死ぬほどいるんですから。
僕みたいな平々凡々以下の人間は運ゲーレベルでしか勝てないわけです。

なので180度戦法を変えてみました。

Fラン大学かつ特色のある学科ではないけど、
何かしらの技術職についてみようって感じです。

そこから技術職かつ文系の志望が少なそうな職業を考えて、
なんとなく技術者になろうって思いました。
(技術者って響きがかっこいいと思ったのも大きい笑)

とりあえず1社に志望を出し1次面接を受けたのですが、
そこで内定が確定しました。

うーん、今まで何社も受けたのはなんだったんだ・・・。

後に社長に採用理由を聞きましたが、
なんか久々に元気がある奴だったからって言ってました。

社長・・・理由が薄っぺらくないですかね・・・笑

優秀な人ほど

Fラン文系大学を卒業して技術者になった僕ですが、
案の定スキル面はポンコツでした。

なので入社3ヶ月でスキルを伸ばす努力は諦めました!
無理無理!
スキルでトップを狙うなんて賢い人に勝てるわけない!
あはははは・・・。

なので技術者の人たちが苦手なことってなんなんだろうと観察してみると、
どうやら僕の周りの技術者は自己表現が苦手なようでした。

ある優秀な技術者の方が潰れてしまい会社をやめてしまったことがあり、
なんで潰れてしまったのかを伺ったことがあります。

その人曰く潰れる理由は・・・
・仕事が山のように降りかかる
・その仕事自体は難しくないが、やりたいことではない
・やりたいことではないためモチベーションがあがらない
・期限間近で無能の仕事まで回される
・なぜかスケジュール管理までやらされる
・物量的に終わらない仕事なのに上司に怒られる

優秀な人って大変ですね。(すごい他人事)

そしてこれだけの想いを胸にしているのに、
その人は誰にも何も言わなかったそうです。

せっかく優秀な技術者の胸のうちを聞けたので、
社長とタバコを吸っている時にそのことを話してみました。

話し終えると社長に
『バカー、なんでもっと早く言わないんだよ』って怒られました。

どうやら社長は何も言ってこない=不満が無い
と思っていたようです。

需要と供給

技術者になった僕ですが、
給料はまあまあ良くて同世代の平均年収くらいは貰えていました。

そんな時ある会社から引き抜きのお誘いを受けました。

しかしポンコツな僕になぜお誘いが?
考えても無駄だったので直接聞いてみました。

僕「スキルポンコツですけどいいんですか?」
相手「全然OKです。」
僕「移動するなら年収上げてもらえますか?」
相手「全然OKです。」
僕「僕の何に期待してるんですか?」
相手「技術者としては全く期待してません。」
僕「後々高い壺と買わされるやつですか?」
相手「高い壺買えるお金あるの?」
僕「ありません。」

その後具体的な条件を確認し、
結局会社を移動することを決めました。

移動した先の社長に採用理由を聞くと、
人と話せる技術者だと思えたから採用したとのことでした。

まとめ

長々と僕の経歴を書きましたが、
結局僕がそこそこ食っていける生活ができているのは、
需要がある少数派になれたからだと思います。

この需要がある少数派って、
きっと難しく考えないほうがいいです。

誰かのためになるけど、
誰もやってないorやっている人が少ないことを探せばいいです。

そして頑張っても無駄になりそうなことは、
諦めてみる勇気も必要かもしれません。

適材適所は人を適する場所に配置するという考え方ですが、
適所を探して適材になろうって考え方が僕なりの答えです。
(というかそれしか生き残る道がない笑)

なんか長々と書いたわりに、
まとめは結局普通のことになってしまいました。

今回の記事は以上になります。
お読みいただきありがとうございました!

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