シェア
高杉隼人
2017年10月23日 23:17
私は大学に行く準備をしていた。私は半年ぶりに大学に講義を受けに行くことになる。もっとも、最後に講義を受けた記憶は思い出せないでいるので、初めて講義を受けるという感覚だ。結局、あれから完全に記憶を思い出すことが出来ていない。いつかは思い出すかもしれないし、もう二度と思い出さないかもしれない。だからと言って、もう苦悩はしないと決めた。軽めに化粧をし、私は家を出る。私は、外を掃除していた金子さんに