試練を乗り越えられる人と、そうでない人のルーツの違いは?
共に『逆転人生』を執筆した仲間、田中さんがインタビューをしてくれることになった。
「試練を乗り越えられる人と、そうでない人のルーツの違いは?」
これが田中さんのテーマである。
なら、僕自身のルーツってなんなんだろう。そこから事業を再構成するのは凄く面白そうだ。
貴方を貴方にしたルーツはなにか? 原風景や原体験というもの。もう一度、原点に帰ってみるのもいいと思った。
ルーツ(roots)とは根を意味する英単語だ。思い出したことがある。尊敬する井坂康志先生が描いたP.F.ドラッカーの木のことだ。
先生はドラッカーのルーツを全体主義への憎しみにあるとする。彼はプロテスタント系ユダヤ人だったために、ナチスの迫害を避け米国に渡っている。自著を焚書にもされた。マネジメントとは全体主義へのアンチテーゼだったわけだ。
仏教もバラモン教カースト制へのアンチテーゼとして出現しているけれど、根とはもしかして憤りによって育つものなのかもしれない。
ならば僕自身は何に憤っているだろうか。
尊敬するある先生は、なによりも「横入り」に憤る人である。普段極めて温厚な先生も、横入りされたときはフェイスブックにその怒りの丈をぶつけていたほどだ。
二宮金次郎はというと、弟子が用意したたくわんがちゃんと切れていなかったとき本気でキレた。
大学時代、僕は友人たちに絶交を言い渡したことがある。それは、ある趣味のエロ本を探し当てられたからだ。もっとも彼らは僕がいくらキレても笑いながら話しかけてきたけれども。関西人というものは本当に洒落にならない。
だから、僕のルーツは隠していたある趣味のエロ本ということになるだろう。
そう、これまでの私の人生は絶望的にモテなかった。なぜ私が学問をしているかと言えば、学問を追求している人はモテるからなのである。
しかしこれを馬鹿な話だと一笑に付さないでほしい。
考えてみて頂きたい。すべて、つまらないものには何のエロさもないということを。
ゲームにしても男らしかったり女らしかったりするからいいのだ。スターバックスだって妙にセクシーだし、ラーメン二郎にしても、やけに男っぽいのがいい。
僕の塾の裏テーマがある。
それは、「モテる学問」である。
一般に勉強はつまらないとされている。しかし私は思う。それはエロくないからだと。学問はセクシーであるべきなのだ。
巷で流行っているカフェやレストラン、ざまざまなお店を見ていただきたい。すべてセクシーであるはずだ。
ならば、なぜ学問はそう認識されていないのか。ひとえに言ってしまえば、学問をする者のほとんどが下手であるためだ。
サッカーにしても、マラドーナ、ロナウジーニョ、ドゥンガ、皆セクシーだった。イチローや大谷翔平、水谷隼、藤井聡太。当然、セクシーである。
もちろん、下手なプレイヤーはセクシーではない。
どんな分野でも、上手い奴はセクシーである。学問にしても同じだ。だから私の学問があるレベルに達したなら、そのとき私はセクシーに見えるはずなのだ。
そう。まずは痩せようと思う。
本日、170センチ、88.8キロ。
お読みいただきまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
めっちゃ嬉しいです❣️
新刊『逆転人生』を4名の素晴らしい方々と一緒に出させていただきました。
内容を5名分、下のリンクより少しづつ公開させていただきます。
是非お読みくださいませ(^○^)
下の書籍が定番です。
歴史上、だれも端的に述べられなかったフッサールの現象学が持つ本当の意味や、とても高名な方々が半分も理解していないヘーゲルの精神現象学などを、14歳にも分かるよう解説させていただきました。
是非ご覧くださいませm(_ _)m