『Drucker for Survial』をガチ読みしたら悩みが完全に氷解した
井坂先生の『Drucker for Survial』をガチで読み込んでみたら、事業上の悩みが完全に氷解した。
生徒(部下)の目標と先生(上司)の目標とを突き合わせ、共同ですべきことを考えるワークがある。試しに今日、一人の生徒とやってみたら下のようになった。
今日の生徒は、勉強の目標以外にもゲームやスポーツの目標も語ってくれた。こんな風に話題が広がると人となりが分かって僕は好きなのだけれど、多少やりすぎくらいまで自由にさせるので「先生、舐められてる」という評価になるのだった。
実は今年の4月ごろからの生徒は、本当にしっかりと授業に取り組んでくれているのだけれど、その前の年くらいまでは本気で舐められていた。
しかしそれでいいのである。むしろ逆に、いろいろと対策を打って「普通の塾」のようになって来ていることに僕は危機感を持っていたりする。
もちろん問題は山積みである。
例えばこの生徒が今日一番気にしてくれたことは、友達の生徒が辞めてしまったことだ。生徒が辞めて寂しいのではない。生徒が辞めてしまったから僕が落ち込んでいるだろうと心配しているのだ。彼はそんなことをいちいち喋らないけれど、喋らなくても分かる。
うちは優しい生徒が多いからこうして皆、僕のことを心配してくれるのだ。それについては心底極めて大変に申し訳なく思っている。
だが正直、当塾には相当な自信を持っているのだ。
・小6で英検3級合格
・中2で英検3級合格
・小4で英検5級合格
・学年最下位の生徒が公立高校に合格(静岡県高校入試は公立高校の方が難しいことが多いです)
・「入れる高校がない」と言われている生徒も、中途退塾がなければ全員公立高校に合格。
・中学時代不登校でまったく勉強してこなかった生徒が、公立高校で学年2位
・職業高校の生徒はストレートで静岡大学合格
・7年ぶりに受験勉強を始めた生徒は、その年に偏差値50超えの看護学校に合格
他にも、素行不良の生徒の更生実績多数。
メンタル面でも学業面でも、しっかりとサポートできているからだ。また、自分自身の学業面のこととなると、もはや自慢の総合商社のようになるため割愛させていただく。
しかし退塾する生徒はたしかに存在する。
今日、井坂先生の『Drucker for Survival』を熟読させていただいたのも、その理由を探るためだった。
リーダーシップについての章で、最初にこう問いかけがあった。
「人気ではなく成果に焦点を合わせているか」
僕はまず最初から駄目だった。
成果にはもちろんフォーカスしているけれど、どちらかと言うと人気にフォーカスしてしまっていたのだ。
なぜそうしてしまったか?
それはと言うと、どうしても人気者になりたかったからである。
いや、ちゃんとした理由がある。
Rieさんが上手く表現してくれたのだが、
「雑談をしてくれる先生の授業の方がやる気が出る」
ためである。
私自身、小学校の時に大好きだった安間潤一先生がいつも遊んでくれたことが全ての原点なのだ。苦しいとき必ず頭に浮かび力を湧き立てるのは、僕らと遊んでくれた先生の記憶だ。
「遊んでくれた先生」として生徒らの記憶に残りたいのだ、僕は。
それが強い人間を育てるための最良の術だと信じている。
しかし、ふと思った。
ドラッカーの基準に照らしてみると明らかにおかしい、と。
成果よりも人気取りに焦点を当ててしまっているではないか。
人気取りの講師は親御さんにはとても嫌われ辞められてしまう。
『Drucker for Survival』149頁にこうあった。
「人の強みを生かして成果を上げさせられないならば、マネジメントの無責任・無能です」
この言葉に救われた。
僕は、親御さんの強みを見ていなかったのである。生徒の強みは見ていたかもしれない。しかし、僕は親御さんの強みを見ていなかったがために、親御さんらの居場所が塾になかったのだ。それでは辞められて当然だ。
やはり、井坂先生は僕の灯台である。
とにかく不思議なほど落ち着けるのだ。先生の書の傍にいると。
お読みいただきまして誠にありがとうございましたm(_ _)m
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