イーロン・マスクの哲学、本人による要約
「君って、人類のために働いているよね。どうしてなんだい?」
いい質問をもらったよ。僕には哲学があるんだ。
10代のころ、人生の意味が分からなくなった。いわゆる実存の危機だ。宗教書を読み漁ったけど、答えは見つからなかった。それから哲学書を読み始めたんだ。
10代でドイツ哲学を読む時は注意が必要だったね。大人になってニーチェやショーペンハウアーを読むのはいいけど、10代で読むと鬱から抜け出すどころか、逆に「うわー」ってなるから。
そんな時、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んだんだ。小説では「地球は大きなコンピューターだった」ことが判明する。地球コンピューターの目的は「生命の意味は何か」という質問に答えることだった。
地球はこう答えた。
「答えは42です」
あとさ、420って42を10倍した数だよね。 (注:420は大麻をあらわす隠語)
解説
42というジョーク
「42」という数字は、小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』のファンの間で有名なジョークとなっている。
42こそが「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」だった。しかし、この答えに対応する質問が何なのかは不明なのだ。
この皮肉がジョークの核心で、ファンは以下のように使っている:
複雑な問題に対して「答えは42だ」と冗談を言う
何かの数字が42になると「究極の答えだ!」と盛り上がる
42を含む日付や時刻を「意味深い瞬間」として扱う
420と大麻文化
1971年、カリフォルニアの高校生グループが放課後の4:20に集まって大麻を吸うことを習慣にしていた。この時間が彼らの間で暗号となり、「420」は「大麻を吸う時間」を意味するようになった。
この用語は徐々に広まり、
4月20日が大麻を祝う非公式の「祝日」になった。
4:20が大麻を吸う「理想的な時間」として認識されるようになった。
420が大麻の隠語として使われるようになった。
ユーモアのベールに包まれているけれど、あの小説は実存哲学の一冊だと思う。主人公はこう結論するんだよ。
「いや、本当の問題は質問を作ることだ」
「真の問い立てるために、地球より大きなコンピューターを創らなければ」
だから僕はこう思った。
「宇宙こそが答えなのか」
「質問って何なんだ?」
「ひょっとすると、無数にあるのかもしれない」
僕たちが認知の力を広げれば広げるほど、どんな質問をすればいいか分かるようになっていく。宇宙の答えを導き出すためにね。
だからこそ、僕たちは宇宙に進出しなければならないんだ。地球だけじゃなく、多くの星にまたがって生きるんだよ。最終的には複数の太陽系にまたがる文明を築かなければならないと思う。
人間はもっと増えなければならないし、生物もAIも知力を増強しなければならない。多数の星に住む文明になれば、宇宙を理解できるさ。
もちろん、小説のように地球を爆破しないように。SDGsじゃないけれど、地球を大切にしなきゃね。
小説読んでみようかな。
橋爪さんのHPは以下です。
ご覧くださいまして、誠にありがとうございます!
めっちゃ嬉しいです😃
起業家研究所・学習塾omiiko 代表 松井勇人(まつい はやと)
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