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患者満足度がアガる問診3選
こんにちは。
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。
「問診」をする際、
目の前の症状が
「ナニ病」なのか?を判断するためだけに、
質問を繰り出していては
相手の満足度は上がりません。
今回は花田が実際に扱うことが多い、
をご紹介いたします。
最後には
論理的背景も載せていますので、
そちらもぜひご確認ください。
1.「●●●●●●ですか?」
治療家のための文化人類学~健康観の文化的差異~
文化によって
「何を健康とするか?」は異なります。
世界を例にみて、
その健康に対する観念は
一体どのような多様性があるのでしょうか。
WHOの健康の定義は適切なのか?WHOが定義する「健康」は、
皆さんがご存じの通り、
以下のように定められています。
これはすなわち、
肉体的な健康
精神的な健康
社会的な健康
に区別して考え、
すべて独立した存在であると考えることです。
しかし、
治療家のための文化人類学~医療の文化的体系と仕組み〜
「文化とは一体何でしょうか?」と質問されたとして、
どのように答えますでしょうか?
「音楽」「アニメ」「芸能」「書籍」など
創作物をイメージされると思いますが、
人類という
大きな枠組みでとらえた時の「文化」は
一般にイメージされるものとは異なります。
この記事では、
「文化」という大きな枠組みのなかで
医療がどんな社会的な背景の中で
体系立てられているかをみていきます。
最後に、
「
治療家のための文化人類学~バイオメディスンと真理追求の歴史~
さて、
この「治療家のための文化人類学」シリーズでも
度々登場した【バイオメディスン】という言葉。
今回は、
このバイオメディスンと
その追求の歴史、
またその世界的課題について
解説していきたいと思います。
バイオメディスンとはバイオメディスンとは
「bio-」=「生物・生命」を表す接頭辞
「medicine」=「医学」
からなる「生物医学」を指す言葉です。
臨床医学の中でも生物学に基
治療家のための文化人類学~環境と文化への適応~
暑い、地形が険しい、人が多い、海に面している、性別の優劣づけがある、特定の神を信仰しているなど。
我々が古来より住み着いた場所や集団には、その地域や民族における生活環境の特徴があります。
その環境下において、より快適に過ごしたり、環境による不都合な部分を補うために、人々は生活上さまざさまな工夫を凝らします。
そんな工夫が「生活技術」を生み出し、集団の中で文化として広まります。
こうした文化
治療家のための文化人類学〜プラグマティズム〜
治療家のための文化人類学を執筆しています、
花田隼人(@hokkaido_wakate)です。
今回は、
実利主義とも呼ばれる哲学
「プラグマティズム」を解説します。
施術や治療における理論と
どう向き合っていくかを考える
ヒントになり得る哲学です。
お時間を取っていただき
ぜひ最後までお読みください。
理に適っていないものごと患者の苦痛を
和らげようとするなかで、
その手段は必ずしも
治療家のための文化人類学~整体と民俗セクター~
我々のような治療家は、
バイオメディスンである整形外科を
「正統医療」とする世界の中で、
ひと味違ったポジションを得ています。
科学的に正しい医療がありながらも、
我々を選ぶ患者は、
どのような考えから
治療院に訪れているのでしょうか?
これを
「文化人類学」の視点から、
学問的に“再理解”していきましょう。
多元的医療システム世間一般的に
医師の仕事を「メディカル」、
看護師
治療家のための文化人類学~患者の希望と医学の衝突~
医師が行う医療に比べて、
我々治療家が提供する医療は
エビデンスレベルが低いものもあります。
エビデンスに基づいた
施術方針を立案しても、
時には患者がそれを拒んで
有効性の低い施術を希望することがあります。
特に「骨盤矯正」は
その最たる例といえます。
患者の希望を優先することと、
科学的な正しさを基準にすること。
この双方を両立するには
どうすればいいでしょうか?
目次から先を
ぜ
治療家のための文化人類学~文化依存症候群~
病気は全世界で
均一に起こりうるものもあれば、
地域によって
発生しやすい病気が
異なるものもあります。
食習慣から起こる生活習慣病や、
寄宿する生物の生息地によって差が出る
感染症の地域差がその代表例です。
このような「地域差」は、
感染症や内科疾患のような
”身体的な病気”に限らず、
”精神疾患”でも見られます。
地域、民族、社会背景、
そしてその「文化」の影響によって
発生する
治療家のための文化人類学~ナラティブの整理実践~
患者は診察室で
さまざまなことを語ります。
今回の症状とは全く関係のないエピソードであっても、本人としては「欠かせないエピソードの一つ」として語ります。
したがって我々は、
有用な情報ではないからといって
聞き流していいわけではありません。
今回はそんな
患者が語るストーリーの「整理法」を学び、
記事の後半では動画を見ながら、
実際に聞き分けていただきます。
1.患者の言動は文脈に影響さ