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【短歌ブック】#60 枯れ


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【枯れ】

かれ(名)

草や木の枯れること。冬景色。複合語を作る。下に連ねる場合「がれ」。


冬枯れの谷間に寒きへやありき何かを待ちてわれは坐りゐし
(四賀光子)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
四賀 光子(しが みつこ)
1885-1976 明治-昭和時代の歌人。
明治18年4月21日生まれ。42年歌人の太田水穂(みずほ)と結婚。東京の成女女学校,東京府立第一高女などでおしえる。大正4年水穂の「潮音」創刊に参加し,夫没後は同誌を主宰した。昭和51年3月23日死去。90歳。長野県出身。東京女高師(現お茶の水女子大)卒。本名は太田みつ。歌集に「藤の実」「麻ぎぬ」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


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