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【短歌ブック】#33 白南風


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【白南風】

しらはえ〔しら-はへ〕(名)

梅雨の晴れる頃吹く南風。


白南風のすぎたる青空やはらかき紐をいくすじ結べるつばめ
(玉井清弘)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
玉井清弘(たまいきよひろ)
1940- 昭和後期-平成時代の歌人。
昭和15年7月21日生まれ。昭和40年窪田章一郎の「まひる野」にはいる。57年武川忠一の「音」に参加。内省的,叙情的な歌をよみ,62年「風箏」で芸術選奨新人賞。香川県の高校教師。愛媛県出身。国学院大卒。歌集に「久露」「六白」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


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