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【短歌ブック】#69 紫雲英


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【紫雲英】

げんげ(名)

れんげ草。春、田畑に栽培し緑肥・牧草にする。四月頃、紅紫まれに白の蝶に似た花が一面に咲く。「げんげん」とも。


宇宙塵いくたび折れて届きたる春のひかりのなかの紫雲英田
(玉井清弘)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
玉井 清弘
玉井 清弘(たまい きよひろ、1940年7月21日 - )は、歌人。歌誌「音」選者・編集運営委員会代表。香川県高松市在住。

愛媛県西条市生まれ。國學院大学文学部日本文学科卒業。香川県立観音寺第一高等学校、香川県立高松高等学校などの教諭を務める。玉井の影響を受けて作歌を始めた教え子に棚木恒寿などがいる。

1965年、窪田章一郎の「まひる野」に入会。1982年、武川忠一の「音」に参加。四国を拠点とし、自らの住む所を詠み続ける地方歌人の代表的存在である。四国新聞、愛媛新聞、朝日新聞香川版の歌壇選者。

Wikipediaより


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