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【短歌ブック】#59 冬の日
~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。
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【冬の日】
ふゆ-の-ひ(名)
冬の季節の一日。冬の太陽。
つれづれのかかる寂しさ冬日さす道のとほくに犬がねて居る
(佐藤佐太郎)
出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研
《歌人紹介》
佐藤佐太郎(さとうさたろう)
[生]1909.11.13. 宮城,大河原
[没]1987.8.8. 東京
歌人。 1926年岩波書店に入社,同時に『アララギ』に入会し斎藤茂吉に師事。歌集『歩道』 (1940) によって歌壇に地位を確立した。 45年から短歌誌『歩道』を主宰。日常生活のなかに題材を求めつつ純粋な抒情性を守る歌風を開いた。歌集『立房 (たちふさ) 』 (47) ,『帰潮』 (52) など。 83年芸術院会員。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)
▼コトバンクより