フットサルとは、記述式問題の模試を受けるようなものだ

こんにちは!
今回は日常生活の中でふと感じた、タイトルにあるフットサルの難しさ面白さについてまとめてみたいと思います。

1.エンジョイとしてプレーすること

チームに属さずにプレーを続けていますが、試合がなく勝ち負けもない、ゲームがあって負けてもその時の悔しさだけで終わってしまいます。メンバーも試合する度に変わり、対戦チーム含めてレベルは様々な選手たちと一緒にプレーします。その中でフットサルを教わって指導内容を再現しようとするのは難しいですし、それがエンジョイの良いことだとも思います。
言ってしまえば共通の目標がない集団の中で、勝敗を争うスポーツを行うのは、よく考えると矛盾しているように感じますよね。
そんな中でクリニックで指導を受けていますが、指導の内容をプレーで再現することを目的としています。フットサル上手くなりたい⇒クリニックで指導受ける⇒指導者の言われた事を理解してプレーで再現する、こんな思考回路です。
自分の中で振り返りもしますが、指導者にプレーを褒められたら他者評価として認められたと感じられますし次へのモチベーションになりますよね。

2.プレーに正解はない

指導者から教えられていることを念頭に、セオリーを追及しているつもりでいました。Fリーグや地域リーグの試合でクリニックで教わったシーンがあると自分の中でプレーの解像度が高くなっていきました。
逆に試合の中で教わったこととは異なるプレーが選択される場面がある事にも気づき始めました。自分の理解が間違えているのかなと考えたり、チームによってモデルが異なる、競技として我々よりもレベルの高いことをやっている、等色々考えました。
教わっていることは、セオリーではなくて指導者の考え方の一つにしかすぎないということに最近気づき始めました。フットサルにセオリーはあるとは思いますが、突き詰めていくとゲームモデル等指導者の考え方のようなものをプレーとして体現しているだけで、別の考え方もあるのが当然だということです。

3.記述式問題

フットサルと一見関連のなさそうことがフットサルと親和性がある、そんなことが仕事をしていたり日常生活していると感じられることがあります。
仕事に関連する資格取得に向けて学習を続けていますが、記述式問題がある試験のため、模試や過去問題の採点してみると、不正解の判定に納得がいかないことがあります。いや、かなり納得がいかずにイライラします笑
記述式は、学生時代の試験でもありましたから経験ある方もいるかと思いますが、採点基準はあるものの採点者によっては正解になったり不正解になったりして、記述式の問題の誤答によって試験の合格点に達しなかったなんてこともあると思います。解説読んで納得することもありますが、大抵「いやでも・・・」「この表現は自分の回答の表現でも良いだろう」等、バツを付けられた判定に対してぶつける先の無い感情が発生してしまいます、イライラの基ですね笑
正解はこれなんだから、これを本番の試験で記述できれば良い、と合理的に考えられれば良いですが、それを許せない性格のようです。加えて、解説は模試ですから公式の見解ではありません。試験の合格することにフォーカスしていますから、解説と今まで積み上げてきた自分の学習知識のどちらを信じるか、若しくは部分点くらいもらえないかなという思考に行き着きます。
模試のサイトには掲示板があり、同じように誤答に解説を求める人たちが議論をしています。公式な見解ではないですが、その中でより受験者側の立場になって解説する方がいらっしゃいます。おそらく既に合格されている方が親切心でコメントしていると思いますが「納得がいかないところはここでしょ?」「その解答に至る気持ちはよく分かります」と受験者の感情に寄り添ったコメントを残してくれています。
自分の中で正解なのか不正解なのか分からない、正しいと思っているが不正解と判定されて納得がいかない、解説を読んでも十分ではない、そんな時に掲示板に現れた識者によって不正解と判定された理由が明確になったり、あなたの回答も間違えてはいないですよ、とアドバイスをもらえるわけです。

4.正解を知る事は終わりを迎えること

記述式問題の不正解判定にイライラしていた中で、なぜ不正解なのか考えたり掲示板で同じように悩んでいる人たちの議論を目にしたりすると、試験問題といえども正解は一つではない、ということに気づかされました。
また、フットサルの指導者は掲示板の識者のように助言をいただける立場だと考え方が変わりました。今までは正解を教えてもらう感覚でした。指導者の教えを実現したい欲求は変わりませんが、クリニック参加者とプレーが合わない時、指導者によって指導する内容に矛盾がある時に頭の中で別の引き出しに分類するようなイメージでしょうか。
様々な考え方がある中の一つ、試行錯誤して継続しているとどこかでその考え方が繋がることがあります。これを経験するとまた一段階ステップアップのきっかけになり別の課題に到達する、この繰り返しではないでしょうか。


今回、思考を整理した中で掲示板の識者や普段指導いただける指導者の方は、私たちにとってかけがえのない大切な存在であることを再認識しました。教えてくれる人がいなかったら上達する機会はありませんし、自分で調べることにも限界がありますよね。
これからはもっと指導者の方に感謝の気持ちをもって真摯にプレーしたいと思います!

それでは!

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